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  • 多様性の科学

    334ページで一読には結構な時間を要した。「なんで多様性が必要か?」というテーマに対しての解がある。多様性を高めることの功罪は色々とあると思うが、本書で整理されている内容を意識して組織を運営することは大事と感じた。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

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    ・一筋縄ではいかない問題を解決しようとする際には、正しい考え方ばかりでなく「違う」考え方をする人々と協力し合うことが欠かせない。

    ・複雑な物事を考えるときは、一歩後ろに下がって、それまでとは違う新たな視点からものを見る必要がある。

    ・視点があるからこそ盲点がある。

    ・人は同じような考えの仲間に囲まれると安心する。

    ・2人以上の人が同じような答えを出すと、次の人には「そうなのかもしれない」という意識が働き、「右に倣え」とばかりに従い出す。流行や株価バブルの根っこには、こうしたバンドワゴン効果が見られる。

    ・互いを修正し合うことなく、特定の意見に同調して一方向に流れ出すと、それがひどい間違いであっても、自分たちの判断は正しいと信じ込むようになる。

    ・移民がイノベーションに大きな役割を果たしているのも、あえて新天地への移住を選んだように、リスクを冒すことを恐れず行動するからだ。

    ・問題の本質を見抜くには、当事者にとって当たり前になっている物事を第三者の視点で見つめ直さなければならない。新たな視点に立って取り組めば、チャンスや可能性が明確に見えてくる。

    ・寄り道は効率とは対極にあるが、同じくらい欠かせない。

    ・世界が広がるほど、人々の視野が狭まっていく。

    ・標準という枠の中での最善。

    ・標準化から個人化への転換。

    ・ギバーはチームワークが重要な場面で本領を発揮した。

    ・集団の中で人々が自由に意見を交換できるか。

  • 中古マンション これからの買い方・売り方 絶対に損したくない人のための最強バイブル

    具体的にノウハウが纏められていて手元に置いておきたい一冊。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

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    ・新築マンションの供給個数は23年で3分の1以下に減っている。

    ・人件費の上昇、建築工事費の高騰、工期の延長、世界から見た日本の不動産の割安感など、マンション価格に影響をおよぼす要素のデータに注目すると、下がる要素はあまり見当たらないと思われます。

    ・マンション建設現場ではさらなる人手不足が続いている状況が今後も改善される可能性は低く、これからも上がっていくことが予想されます。

    ・日本不動産研究所「第22回国際不動産価格賃料指数」によれば、東京は世界の主要都市と比べいかに割安であるかがわかります。

    ・「価格が上昇しているエリア」「横ばいのエリア」「価格が下がっているエリア」の三極化が激しくなっている。

    ・「いつでもお金に換えられるまたは貸せるという安心感」を持つことが大切です。「売る時の価格は住宅ローンの残債を上回るか?」「貸すとしたら次次の支払額を上回る賃料で貸せるか?」が重要なポイントです。

    ・安全価値。何よりも「命」、そして「資産」を守るために、災害などに際し、なるべく被害が最小でとどめられる安全な場所・建物である必要があります。

    ・「利用価値」がいきすぎると「資産価値」を削ってしまうことがあります。利用価値は、どうしても優先したくなりますが、不動産を「借りる」のではなく「購入する」場合には資産価値とのバランスが大切です。

    ・不動産は「住む」という視点だけではなく、「貸せる」「売れる」という視点を持つことが大切なのです。

    ・「売る」ことは考えていても「貸す」ことはまったく考えていない人は依然として多い。

    ・価格が下がりにくいマンションとは、「価格を押し上げる(または維持される)付加価値や希少価値などを持つ、競争優位性のあるマンション」のことを指します。わかりやすくいえば、売るときに多くの人が「購入したい」と思うマンションのことです。

    ・「駅力」とは、さまざまな角度から見た「駅の総合的な力」のことです。乗降客数や、駅そのものの機能などの基本的な力に加えて、駅ナカや駅ビル、駅周辺の各施設の充実度や生活利便性、駅前商店街の活気、人気度、文化度、人口増加率なども含みます。目的地へのアクセスのしやすさが駅力に関係します。

    ・立地適正化計画についての具体的取り組みをおこなっている都市も増え、街がどんどんコンパクト化していく以上、「立地」が今よりもっと重要になっていきます。資産価値を保つには「駅からの距離」という条件はとても大切なポイントです。「徒歩10分以内」でも結構遠く感じてしまわれがち。徒歩7分以内に位置するマンションは数そのものが限られているため、とくに価格維持に力を発揮します。たとえば駅直結のマンションなどは、希少性もあり、資産性はかなり保たれやすいといえるでしょう。

    ・今後を考えるとマンションの場合は10分以内を限度にした方がよいと思います。

    ・人口が増えているエリア、つねに若年層の流入があるエリアは、街の雰囲気が若々しく保たれやすく街力も維持されやすいことから資産価値も下がりにくいです。人口は自治体のウェブサイトや不動産情報ライブラリ、そのほかのサイトなどで調べてみましょう。

    ・注意点は「今のその眺望がこれからも見られるか」です。すでに建築確認申請が入っていないかなどを確認する必要があります。自分が依頼しているエージェントに確認してもらうのがいいですが、役所の建築審査課などで自分でも確認出来ます。

    ・「一人暮らし世帯」と「夫婦のみ世帯」の合計数が「ファミリー世帯」数の2.3倍以上になっていて、「一人暮らし世帯」のみでも「ファミリー世帯」数を超えています。

    ・これからの時代、本当に75m2や80m2以上の面積のマンションを買ってしまってよいのか?ベストな選択であるのかをしっかりと考える必要があります。

    ・子育てファミリー層が多いエリアで購入しようとしている場合、75m2や80m2以上の面積の物件が人気で、そのくらいの面積の物件でないと需要がない地域の場合はこの限りではなく、そのエリアに適した広さの住都を購入した方が資産性が保たれやすいこともあります。

    ・すべての居室が外に面していて、陽当たり、眺望がよいマンションは希少なことから、人気があり、資産価値が保たれやすくなります。

    ・タワーマンションの高層階などでは、南向きは陽当たりがよすぎてしまうことがあるので、逆に反射光が入る北向きでもよいことがあります。また、分譲時は南向きよりも北向きのほうが価格を抑えて販売されるケースが多いので、場合により北向きも資産性が保たれるケースがあります。

    ・人気のある公立小学校のあるエリアの資産性は保たれやすい。

    ・名のある大名などは安全で暮らしやすい場所に住む傾向がありました。「OO藩旧藩蹄跡」などがあるような地域は由緒ある住宅地であることが多く、現在においても上質な住宅地が形成されていることが多いので、価格が高いまま維持されているエリアが多いです。

    ・住む街のいわゆる町医者に日常で行ける各科の「かかりつけ医」があるとよいのはいうまでもないことです。くわえて、手術が必要など比較的専門性の高い医療や一般的な入院医療を対象とした医療機関、さらに、緊急入院など一刻をあらそう重篤な症状によって治療を受ける必要がある専門的医療を対象とする医療期間なども、これからの高齢回社会においてはとくに必要性が高まると思われます。ただし、病院に「近い」けれども「近すぎない」ということがポイントです。近いと、昼夜問わず救急車が通るので、逆に敬遠する人も少なくありません。

    ・買うものはマンションでも、「建物のみ」で判断するのではなく、その物件がある「駅を買う」「街を買う」という視点を持つと失敗は少なくなるはずです。

    ・「資産価値が落ちにくいマンション」を見抜くポイント。

    ・乗車時間が同じでも特急などでは当然距離が違いますので、終電時刻も違いますし、そもそも終電に近い電車になると途中駅までしか行かないパターンもあります。終電に乗り遅れた場合、自宅までのタクシーの値段も違いますし、災害時などに限らず何らかの原因で電車が動かない場合、徒歩での帰宅が可能な距離かどうかは大きな問題です。

    ・都心のブランドエリアは別として、一般の人々が購入するマンションでは、90m2や100m2など、広い占有面積の物件は、ターゲットが少なくなることに加え、売却総額や賃料総額が高くなることから売りにくく、貸しにくくなります。

    ・コンパクトなまちづくりを促進するため「立地適正化計画制度」が創設されました。これからは駅亜kら遠い郊外部など、中心部に比べて少ない世帯が住む(人口密度の低い)地区を立地適正化計画区域に指定し、住宅や学校、役所などの公共施設、医療施設、商業施設などを街の中心部である「居住誘導区域」に集約しよう等い計画です。

    ・購入を検討している物件が「居住誘導区域外」になっていないかを必ず、国土交通省や各自治体のウェブサイトで確認することをおすすめします。「立地適正化計画作成の取り組み状況」で検索すると出てきます。

    ・空室が多く賃貸需要が少ないと思われる街にあるマンションは資産価値を保つことは難しいです。とくに保育所や学校などの施設が少ないと子供のいる世代から敬遠されてしまいますので、若い住民が入って来ず街そのものが老朽化していってしまいます。

    ・「2階以上」の条件を指定する人は多いが、1階で検討してよい物件もあります。例としては、

     表示が1階となっていても実際は中2階の高さがある

     バルコニーやテラスが道路と反対側で通行人の目に触れることがなくプライバシーが確保される

     プライバシーが確保された庭がある(敷地内上階からもあまり丸見えにならない)

    などの場合です。

    ・高速道路や鉄道の線路に面している住戸には、車両や電車の走行などに伴い騒音や振動、排ガスや鉄粉などによる空気の汚れなどの問題があります。

    ・たとえば総戸数が30戸未満などで小規模な場合、管理や修繕における1住戸あたりの負担が大きく、管理費・修繕積立金が高くなりがちです。戸数が少なければ管理組合も当然に人数が少ないですので、組合内での人間関係がうまくいかなかったりした場合、それでも順番的に一緒に理事になってしまったり、日常でもなんだか居心地が悪いような気がして売却を考える状況に陥ることもあります。

    ・都心から離れた郊外の「価格が手頃な大規模ファミリーマンション」の場合、新築時に購入した層が多く、住民が同じような年代になりがちです。数十年後、同じように子育てが終わり、子どもが独立し、同じように親世代も高齢課してマンション全体に若い住民が少なくなる可能性もあります。

    ・自主管理でもきちんと運営されているマンションももちろんたくさんあります。一方で、問題を抱えやすいものであることは否めないのではと思わせることもまた多く起こります。

    ・民泊禁止が定められているかも、早い時点で確認すべき事項になっています。

    ・バルコニーの前が空き地だけでなく、駐車場や古い戸建、アパート、社員寮などの場合も注意が必要です。

    ・売主に価格が低い理由を聞いても回答が容量をえなかったり、目を合わせないケースなど、取引のなかでなんとなく不安な面がある場合は、売主や仲介会社からの説明だけではなく、契約前に自分で管理会社の担当者に電話をかけて直接聞いたり、現地の管理人や住民に聞いてみたり、面倒がらずに確認しておいて損はないと思います。

    ・変形した間取りは、家具の配置などもしづらく、買主、借主の幅を狭めます。

    ・「資産価値の下がる可能性のあるマンション」を見抜くポイント。

    ・「購入の目的」を明確にしておくと失敗しづらい。物件をいろいろみながら現実を学んだら、自分の希望や気持ちを整理しましょう。家族とも意見をすり合わせ、希望条件・判断基準を一致させておきましょう。

    ・よい物件が出てきた時に短い時間で判断しすぐに行動できるように「購入のものさし(判断基準)」をつくって、リスト化しておきます。

    ・まず基本となるのは、予算、エリア、間取り、占有面積、駅徒歩分数、築年数などです。

    ・購入希望エリアは必ず最初に決めるようにしましょう。建物はあと。

    ・休日などに散歩がてら候補の町へ実際に行ってみることをおすすめします。

    ・ポータルサイトの占有面積はほとんどが「壁芯面積」です。柱や壁の厚みの中心線から測られた床面積を指します。

    ・内法面積(公簿面積)とは「壁で囲まれた内側だけの建物の床面積」。住宅ローン控除に必要な要件の「50m2以上」は内法面積。

    ・まずおおむね2001年から後に完成した物件のなかから探すとよい。

    ・①前年に品確法が施行された。「瑕疵担保期間の10年義務化」および「住宅性能表示制度」という2つの大きな流れができた。②消費者契約法が施行された。③比較的好立地に建っていることが多い。

    ・築26年を超えると下がり方は緩やかになっていきます。

    ・信頼できる不動産仲介会社の担当者を見つけ、一緒に物件探しをしていく。実需の売買仲介をメインにしている会社である必要がある。

    ・話してみて感じがよくないと思う担当者や身だしなみ・人相が悪い担当者はやめておいたほうがよいでしょう。最低でも宅地建物取引士の資格を持っている人にした方がいい。

    ・不動産会社とやりとりする際には、「買えるお客様として認識してもらう」ことを意識する。

    ・売主側の媒介を受任した仲介会社は、法律で義務付けられているレインズへの掲載までの間に自ら直接の飼い主を探して、両手取引を行うようにすることが多いです。レインズよりスーモのほうが先に情報が出るという現象がある。

    ・「所有権でないもの」、「オーナーチェンジ」、「ドライエリアのある物件」は相場よりも安くなっていることが多い。資産価値の下落にも影響する部分なので避けた方が無難。

    ・定期借地権付きマンションを中古で購入する場合には、計画をよく立てる。

    ・現地で感じの良さそうな住民の人と会った場合は、大丈夫なら話を聞いてみる。

    ・内見前に現地で外から確認する。

    ・内見ではリフォームでは改善出来ない部分をチェックする。眺望、陽当たり、風通しをよく確認する。

    ・窓を開けた状態と閉めた状態での、外部からの音の入り方の違いを確認する。電気がついていない状態での自然光の明るさも確認する。

    ・共用部分は、掲示板、メールボックス、ゴミ置き場をチェックする。

    ・「価格交渉を優先するのか、それとも物件を確実に小運輸酢売ることを優先するのか」を明確にした方がよい。

    ・価格交渉できるかどうかの判断ポイント。

    ・中古マンションを購入するときには、購入時に物件代金の他に「諸費用」が物件価格の6~9%ほどかかる。

    ・売主が個人なら物件価格に消費税はかからない。

    ・手付金は売買価格の5%~10%程度が適切と思われ、高すぎても低すぎてもよくない。契約金を安定させる意味がある。

    ・住宅ローンは一度契約すると長くは出来ない。ボーナス併用払いは避ける。

    ・住宅費に使えるのは月いくらまでか、で決める。

    ・適用金利とは基準金利から優遇幅を引いたもの。

    ・賃料相場は大きく変動することはあまりなく予測しやすい。

    ・重要事項調査報告書とは、管理会社が有料で発行する書類。

    ・地震が居住しない場合には住宅ローン減税を受けることは出来なくなる。

    ・人件費上昇等で修繕積立金が不足しているケースが出てきている。

    ・1981年6月以降に建築確認を受けたのが新耐震。

    ・東京都なら地震に関する地域危険度測定調査がある。

    ・各自治体が予測している液状化マップを確認する。

    ・土地履歴マップや今昔マップを調べる。

    ・絶対的な高さと相対的な高さを調べる。

    ・国土交通省がハザードマップポータルサイトを公開している。

    ・水害記録を確認する。

    ・治安を確認するには自分の足で昼と夜に歩いてみる。買い物や飲食店に行くのも良い。

    ・買主としても売主側の考えを理解しておく。

    ・売却価格はまず自分で把握することが大事。成約事例や販売事例を調べる。

    ・いきなり複数の不動産会社へコンタクトしない。

    ・マンションは坪単価で比較する。

    ・国土交通省のネガティブ情報等検索サイトで業者名を検索する。

    ・買取業者との直接取引は避ける。

  • マンションは10年で買い替えなさい 人口減少時代の新・住宅すごろく (朝日新書)

    10年前に読みたかったなぁ。40代から住宅すごろくへの参戦、やってみようかな。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・どの物件を選んだかで「マンション格差」は生まれる。

    ・「住まいサーフィン」ではマンションの部屋番号を指定すると、今の売却想定価格を市場取引実績から計算出来るようになっている。

    ・住宅すごろくでは誰もが上りまで行き着けない。

    ・自宅マンション投資は実はかなり儲かる。空室リスクにさらされることもない。自宅だから投資用不動産より有利。

    ・自宅投資は失敗が許されない。

    ・住み心地がよく、資産性もあるのが、「いいマンション」の定義となる。立地が重要。

    ・賃料は都心へのアクセスが最も強いファクターとして影響する。

    ・多摩川と川崎では地下が大きく違うが、賃料は地下ほどの差がつかない。

    ・分譲マンションは70m2の3LDKが多く画一的な商品だから売りやすい。大規模マンションは上場株みたいなもの。戸建の価値を算定することは難しい。

    ・こだわりのデザインで使用価値が上がっても資産価値は上がらない。

    ・自分の力で変えられないことが多い。「パーク」とつくマンションが多いのは、隣が公園ならば眺望のリスクが低いから。駐車場や空き地が目の前にあることはリスク。

    ・マンションが傾くことはまずない。

    ・液状化のリスクは必ずチェックする。

    ・統計上の余っている住戸にはデッドストックを多く含んでいる。空き家の実態を調べるべき。

    ・新耐震以降の建物しか投資対象になっていない。

    ・50年後の資産価値はゼロと考えた方が良い。猫の額ほどの土地に価値は無い。

    ・大規模修繕は必ずひと騒動となる。

    ・基本戦略は10年で住み替えること。

    ・人生の大きなイベントで引っ越しをしている。

    ・わらしべ長者も物々交換するから長者になることが出来る。売却しないと利益として実現しない。

    ・住宅取得控除の期間は10年で切れる。

    ・固定資産税の新築住宅の減額には5~7年の期限がある。

    ・共用施設は使われなくなる。大規模修繕を回避する。生きている間に耐用年数がこないようにする。

    ・瑕疵担保責任は10年で切れる。

    ・賃貸と持家の比較では前提条件が揃っているかをチェックする。

    ・新築価格が行き過ぎている場合、新築を買ったら損をする。

    ・不動産は「安物買いの銭失い」となりやすい。

    ・地域志向よりライフスタイルを重視すると、居住地の自由度はグッと高まる。

    ・まずは自分の立地に対する優先順位を明確にすることが肝心になる。

    ・大規模物件は共用部が好印象を与える。

    ・小規模物件は安くなりやすく、維持費が高く、売主の信用不安がある。

    ・そのエリアで1番の物件。1番とは大きな違いがある。

    ・中古は現物で内覧するから、眺望の良さで新築時価格よりも高くなる。

    ・中古市場ではストック全体と競って価格が決定される。

    ・マンションを売るときは実需要として空室にして売る。

    ・新築より2割下がるといううこともない。

    ・どこも10年後に坪単価が40万円下がるなら、単価の高い都市部が有利。

    ・市場価格を正確に知るには中古マンションの価格に敏感になる。

    ・中古価格は5~10%値切って買う人が多い。不動産屋も心得ている。

    ・50m2以上でセカンドハウス投資も有り。

    ・新築物件の供給が無いことは中古物件の相場にプラスに働く。

    ・両手仲介の罠に気を付ける。大手に売却を頼むと安くなる。

    ・経験と勘を定量化すると確率論に変わる。

    ・評価基準が変わると選手のプレイが変わる。

    ・情報は流布すると差別化が難しくなる。

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  • 【書評】人生が逆転する不動産投資入門

    外見のインパクトが強すぎるけど、書いてある内容は至って真面目で参考になる。すごい気になる方。

    不動産投資をやりたいがなかなか出来ていない。良い物件は出ても直ぐに蒸発すると言われる昨今で自分に出来るのだろうか。一方で、ポジションをセットしないリスクもある。悩んでいたら動けずに数年が経ってしまった。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・儲け話が向こうからノコノコ歩いてくることは、100%ない。

    ・不動産投資はやることも覚えることも多いので参入障壁は意外と高いが、いざ物件を購入して運用が軌道に乗れば、サラリーマンの本業と同様の稼ぎを得るのに10分の1や20分の1の労力で済む。タイパが良い。

    ・決して不労所得ではない。投資というよりも、事業として捉えた方が実態に近い。それでもタイパが良い。

    ・不動産投資によって過去に終止符を打ち、逆転の人生を歩むことが出来る。

    ・不動産投資で失敗する人は現場を見に行っていない。

    ・サブリースがついた物件は売りにくい。

    ・新築ワンルームに手を出す不動産関係者はほとんどいない。エリアが極めて良いケースくらいしか成功しない。

    ・小さな手抜き工事は数えきれないくらいあるだろう。

    ・新築マンション・アパートを建てるために頭金を入れたのに、建築会社が倒産して頓挫することも起こり得る。

    ・50年以上前からサラリーマンはだまされている。原野商法の二次被害。

    ・大手企業の会社員という属性は不動産投資では最強。

    ・不動産投資で失敗するのは東京や大阪に住んでいるエリートサラリーマンが多い。地方では、エリートサラリーマン自体が少ないので、不動産業者に騙される人も少ない。

    ・職場というクローズドな環境が判断を誤らせる原因となる。

    ・営業マンは1秒でも早く買ってもらいたい。見せない、相談させない、考えさせない。

    ・自分が手がける領域を自分の中で熟成させるのが先決。とくに投資は自分の中で熟成させる前に手を出してはいけません。情報を収集し、学び、知識を蓄えて、少し寝かせて再び考え、新たな情報を収集する。自分が熟成させた領域なら、営業マンの魂胆も見透かすことが出来る。情報の見定めと見極めが利くようになる。そこまで到達する医師と熱量が自分にあるのか。

    ・物件を市況より安く買うことに尽きる。

    ・不動産投資ポータルサイトで勝ち確物件を見つけて買うことは絶望的。市況チェックには使えるが過度な期待は禁物。

    ・50代になると融資を受けにくくなる可能性が高い。

    ・毎月のCFを黒字化したいなら融資期間を長くしたら良い。

    ・CFよりも資産性を重視する。残債がどれくらいの速度で減っていくかをみる。

    ・1億円以上の資産があるなら都会の物件で勝負出来る。

    ・あなたは逆転したいのですよね?それなら、地方です。東京はお金持ちに任せておきましょう。

    ・東京では「僕だけ」の物件情報は来ない。ところが地方は来ます。不動産投資で成功するためには、ポータルサイトに掲載される前の情報を掴むのは当たり前。

    ・エリアはある程度見定めしないといけません。それでも地方の方が利回りが高いので、加速度的に資産を形成していきやすい。短期間で加速度的に資産を形成したいなら地方。

    ・同じ県内でも二番手、三番手の都市が狙い目。

    ・自分が勝てる土俵で勝負するのは勝負師の鉄則。

    ・大事なことは誰が?どれくらいの熱意と戦略と行動力でコミットするかです。ここで重要なのがオーナーの熱意なのです。

    ・土地勘がないと手を出しにくいかもしれません。それなら、自宅の近郊エリアを検討してみましょう。

    ・23区在住なら多摩エリアや埼玉、神奈川といった近郊のベッドタウン。

    ・「借りて住みたい街」の隣街を狙う。

    ・自宅の近郊なら週末に物件を見に行ける。

    ・中古1棟物を狙う。利回り7%くらいなら買わない。

    ・サラリーマン投資家に流れてくる情報は最下流のもの。

    ・まずアプローチするべきは銀行。自分に対してどれだけ融資してくれるか、どこの地域の物件なら融資してくれるか、をリサーチするのが先。

    ・銀行を5~10行調べたら、おおよその自分の立ち居位置(融資範囲)を掴める。まずは客観の見解から自分を分析し、周りから見た時の自分の属性、その時のあなたに相応しい購入金額、購入エリア、条件を導き出す。

    ・メガバンクは相手にしてくれない。地銀、信金、ノンバンクから探すことになる。

    ・銀行探しは不動産会社任せにせず自分でやる。銀行に電話でアプローチする。勤務先や年収、預貯金、住宅ローンの有無、投資経験などを説明して、どのエリアでどれくらい借りられるかを探っていく。場合によっては直接出向く。この銀行探しをほとんどのサラリーマン投資家がやらない。いきなり物件ばかり探すから買えない。不動産会社にも見透かされているから、良い物件を紹介して貰えない。

    ・自分が希望する物件を営業マンに見つけてきてもらう。これならポジションを取れている。

    ・地銀が良心的な行員ばかりではない。信金にこそ頼れるエキスパートがいる。銀行の看板よりも信頼出来る銀行員を見つける。

    ・水面化の情報を得るには自分から不動産会社にアプローチするしかない。

    ・不動産会社に行ってみないとわからない。

    ・収益物件専門の不動産会社に限らない。財閥系から駅前でおじいさんが一人でやってる不動産屋までリストアップしてアプローチする。

    ・不動産会社にアプローチするなら「1棟アパートで予算5,000万円くらい」とイメージを明確にする。

    ・不動産会社が得意とする領域は気にする必要がない。駅前にある仲介を中心にした不動産屋さんが良い情報を握っていることもある。駅前の不動産屋はオーナーと繋がっている。オーナーの相談を受けやすい。

    ・免許番号は気にしなくて良い。お金で番号を買うこともできる。

    ・時間の融通が利く人が有利。不動産会社もフットワークの軽い人が好き。不動産は早い者勝ち。

    ・ああだこうだと愚図る人には物件情報がこなくなる。

    ・業界用語は理解しておく。

    ・とにかく全員疑え。

    ・「思い込み」「慢心」「情報の偏り」の3つが人の足元を救う。

    ・不動産業界にはうそつき営業マンがたくさんいる。ろくでもない人をいい人に育て上げる。自分の理念やビジョン、信念をまっすぐに相手に伝える。少しずつ味方になってくれるはず。いい営業マンを探すのではなく、自分に関わることでいい営業マンになってもらう。

    ・一般投資家は競売物件に手を出さない。

    ・アパートローンと不動産担保ローン、プロパーローン。

    ・自分の思ったことではない選択肢の方が正解に近い。第三者的な意見・見解を参考にする。

    ・地方なら利回り10%以上が目安。

    ・不動産投資は一発勝負。

    ・土地が狭いと、相場の坪単価よりも評価が下がる傾向がある。だから一概に駅近がいいとは言い切れない。

    ・1棟物でも断然中古。5,000万円以下の地方中古アパートなら手を出しやすい。ファミリータイプの1LDK以上。

    ・物件は雨の日に見にいけ。内覧にはプロの信頼出来る営業マンと一緒に行く。

    ・内覧時のチェックポイント有り。

    ・物件を決めたら銀行に行って、情報を全て伝え稟議を進めてもらう。

    ・建築図書や図面が残っていないなら建築概要書を入手する。

    ・媒介契約書や賃貸契約書もチェックする。滞納者がいないかも確認する。融資特約を忘れない。

    ・手付金は払っておいた方が良い。領収証は必ず貰う。現金ではもっていかない。

    ・管理会社もいくつか回ってみる。

    ・決済は、司法書士立会の下、銀行で行うのが一般的。

    ・地方の物件はクオリティがピンキリ。

    ・火災保険は必ず入る。風災や水災、地震もかならずカバーする。

    ・2~3年徹底的に実地で学べば相当なレベルに達する。

    ・ファミリーはそんなに引っ越ししない。

    ・自分が物件を買う街をこよなく愛する。そこに住む人たちに喜んでもらえる不動産経営を目指す。

    ・不労所得は虫が良すぎる。

    ・100冊の本を読むよりも実地経験を積むのが最短距離。

    ・目をつけたエリアについて深く知り、土地勘を養う。

    ・逆張りでなく逆転の発想を。

    ・本業で結果を出した、その先に不動産投資がある。

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  • 【書評】最短5年で家賃年収1000万円になる方法 あなたにもできる不動産投資のススメ

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・一度立ち止まって理想の生活を思い描く。今の自分の状況と理想の生活の差を把握する。いくら必要なのか?目標と期限を決める。

    ・不動産は投資というより事業。

    ・不動産に借入は不可欠。借金しても価値ある不動産を買うことが出来れば、バランスシートの観点で不安に感じることはない。

    ・最初の一件目にはオーナーチェンジ物件がおすすめ。空室リスクを抑える。物件の質もある程度担保される。

    ・5~10年以内に人生を変えるには株式投資でなく不動産投資。

    ・全部を自分で対応する必要はない。不動産投資は昔からあるので外注システムが整備されている。

    ・週一日、不動産を現地で調査する。平日は1時間、調査に時間を確保する。

    ・冊数を多くするよりも有益だった本を2回読む。

    ・複数の本に登場する事柄は普遍的な真理である。

    ・大切なのは不要なものをはっきり断ること。恐れてばかりでは情報を得るチャンスを逃してしまう。

    ・不動産投資用の名刺を準備しよう。

    ・団信の保障も考慮して保険を見直す。

    ・最初の一件目は借金無しでオーナーチェンジの戸建。北関東が候補となってくる。現地調査をするには家から1~2時間が目安。

    ・SUUMOでなく楽待や健美家といったサイトで検索する。

    ・気になる物件が見つかったら資料請求する。その際に不動産会社へ質問する。

     ①退去通知は来ていないか?

     ②修繕の要望は届いていないか?

    ・最寄駅の1日利用者数を調べると街の規模感をイメージ出来る。駅前にファストフード店が充実していると高評価。全国チェーンは出店時の調査が念入り。Googleストリートビューでの確認も有効。

    ・初期段階では物件の外観を見るだけでもOK。物件だけでなく周りの状況も丁寧に見る。レントロールと照らし合わせて入居状況を確認する。周辺の似た物件の賃貸状況も確認する。

    ・近所の不動産屋にもアポ無し訪問し家賃相場を聞く(何年か前に入居した物件はその当時の相場で貸されていることがある)。尚、長期入居の場合には修繕も多めに見積もる。不動産屋さんは3件回る。

    ・買えなかったとしても現地調査した物件の数が増えたら目が肥える。現地調査に近隣の人気飲食店に行くというご褒美を設ける。

    ・初回調査で気に入ったら、2回目は不動産屋さんと訪問。修繕の希望やクレーム、退去予定を確認する。気になることは全て不動産屋さんに質問する。

    ・自分の好みに振り回されると、事業として適切な判断がぶれることもある。

    ・1割程度の値下げは検討してもらえる可能性は高い。不動産屋さんに感触を確かめてもらう。希望価格は直球で伝える。一度交渉に失敗しても数ヶ月後に再チャレンジしても良い。

    ・購入申込書は不動産屋さんにもらうか、インターネットで探す。

    ・決済までにやること:
     ①実印の用意
     ②司法書士の決定
     ③管理会社の決定

    ・決済は法務局の開いている平日の日中に行う。融資を使わない決済は不動産屋の事務所で行うのが一般的。

    ・決済時の諸費用:
     ①仲介手数料
     ②司法書士の報酬と登記料
     ③固定資産税(日割り)

    ・金融機関からいくら借りられるか把握する。不動産屋さんに聞いてみる。

    ・融資特約を忘れない。

    ・メガバンクは個人投資家を相手にしない。

    ・日本政策金融公庫はサラリーマンでも問題なく借りれる。面談にはスーツで臨む。物件資料、源泉徴収票、簡単な経歴書、通帳を持っていく。投資と言わず事業と言う。

    ・事業理念を聞かれたらどんな不動産業をしたいかを語る。

    ・クラウド会計サービスを使うと確定申告が楽。

    ・より控除額の大きい青色申告は5棟10室以上から。

    ・賃貸経営でよく出る勘定科目:租税効果、修繕費、減価償却費、借入金利子、水道光熱費、通信費、旅費交通費、消耗品費、雑費。

    ・3棟目アパートはノンバンクを利用する。ノンバンクの融資エリアは限られる。支店から1時間くらい。

    ・過去に問い合わせや物件取引をした不動産営業マンとは、その後も仲良くしておくといい物件情報が流れてくる。

    ・手元資金が増えてきたら次の物件にチャレンジ。1年に1棟購入のペースが目安。

    ・買えていない焦りには注意。

    ・やらないことを決める。リフォームは外注する。

    ・戸建投資からアパート投資へのチャレンジは融資。

    ・築古のRC物件は配管の老朽化が怖い。初心者にはおすすめしにくい。

    ・不動産賃貸業は、時代と共に環境や方法がどんどん変わっている。本の内容と最新状況が違うこともある。

    ・資金が潤沢にある場合でも、小さく始めるのが絶対ルール。融資や住宅経営の経験をすることが大事。

    ・国道16号線沿いが狙い目。ライバルは多い。

    ・やりたいことを明確にしてから仕事を辞める。

    ・不動産賃貸業で成果を出せる人は行動力や勉強習慣がある。

    ・無担保の物件を共担に入れて融資を引き出す。

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  • 【書評】歩く マジで人生が変わる習慣 

    頭を整理したり、アイデアを生み出したりするには、机に向かっているだけでは良くなくて、ジムへ行ったり歩いたりと体を動かすことが大事。そして、歩くことは健康維持に最も大事な活動の一つでもある。この「歩く」についてしっかりと解説された本。

    仕事もスニーカーで行くようになってから数年経つが、その選択が間違っていなかったと思う一冊でもある。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・テクノロジーの進化とパラレルに身体性を如何に取り戻すか。文明の発展と共に人類が失ったものは何か。

    ・「歩けば答えがひらめいた」という経験をしたことがある人は少なく無い。

    ・歩くことで脳が大きくなることすらある。

    ・15分以上のウォーキングを週3回取り入れることでアルツハイマー症の発症率を35~40%抑えられる。

    ・歩くことは、既存の枠にはまらない、発散的な思考力を高めることにこそ効果がある。

    ・ほとんどの場合、歩きながら考えたことから始まった。

    ・テーブルを挟んで向かい合う会議よりも歩きながらの会議の方がアイコンタクトも少なく堅苦しさもなくなる。

    ・現代人の脳は、常に強い覚醒・ストレス状態にある。そもそも働きすぎ。リラックスさせることが求められる。

    ・山を歩くと全身を使い、身体優位へとシフトすることで、「日ごろ余裕のなかった頭が空っぽになる」。

    ・週末にちょっと自然の中へと足を運んで歩くだけでリラックスして脳が冴える。

    ・人類は、歩かなくなったから、様々な不具合が起きている。

    ・長時間座っていると、どんなに運動を増やそうとも、その健康リスクを相殺することは難しい。

    ・イーロンマスクはシェアをどれだけ取るかに関心はない。世の中の化石燃料の車をどれくらい減らすかにだけ興味がある。

    ・人間は歩くだけでそう簡単にエネルギーを消費しないように進化してきた。

    ・底が分厚く曲がらない靴はダメ。外反母趾という現代病。

    ・脳は過去の経験や現在の足裏感覚に基づいて次の身体の動きを予測する。

    ・ベアフットシューズのアルトラ。足の指が自由。アスファルトの上を歩くだけでも楽しくなった。

    ・荷物の重さは体重の10~20%まで。

    ・都市は、人間が根源的に持っているはずの情動、かだらを通じて自然と湧き上がってくるはずの興味、身の回りの世界への好奇心を失わせてしまうと思う。

    ・日常では絶え間ない視覚情報が脳に過剰な負荷をかけ続けるが、広大な自然の風景の中を歩くとき、思考は澄み渡る。そこには「ただの青空」と大地しかないのだから。

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  • 【書評】Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

    アンラーンの重要性に気付けた。普段、もやもやと感じていたことがよく言語化、整理されている。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・アンラーンはインプット以上に大事。学びの否定ではなく、これまでを振り返り、さらなる学びや成長につながる形に整理し直すプロセス。

    ・これまでに身につけた思考のクセを取り除く。環境に適応してパターン化した思考のこと。

    ・経験、特に成功体験を引き摺らない。

    ・それなりに成功体験を持ってからアンラーンが必要となる。

    ・ルーチンや習慣を全て書き出す。「いつも」「これまでは」「通常は」の思考に囚われていないかをチェックする。

    ・改めて理由を突っ込まれた時に納得のいく説明はできませんか?

    ・「なぜそれでいいのか?」をチェックする。

    ・パターンが出来るから楽ちんで効率的という面はある。

    ・定期的に枠を外すことがアンラーン。それにより、今の自分にとって本当に大切なことが見える。

    ・隙間を作れると、視界が少しずつ広がって、新しいものにも適応出来る。日々のアンラーンで風通しをよくする。

    ・個人の人生には何度も変化があり、切り替えるべきタイミングがある。

    ・今の会社に入った目的はどこにあるか?車内調整が目的ではないだろう。

    ・話す相手を変えることで、自分のクセや思い込みに気づくことが出来る。

    ・自分とは違う思考や価値観があることを受け止められるように努める姿勢が重要。自分が見ている自分よりも他人が見ている自分の方が正しいかもしれない。

    ・情報量に制限をかけて伝えることで(実演でなくて言葉で伝える)、その動作の本質や目的が明確になり、知らぬ間に加わっていた余計なクセが見える。

    ・副業は最も簡単にアンラーンする手段。

    ・「慣れたい」という思いをあまりに強く抱くことは危険と背中合わせ。

    ・人の話をちゃんと聞く。年を取ると人の話を聞かなくなる。

    ・過去の経験を無理やり活かそうとしても上手くいかない。

    ・パターンで意思決定されていることが多い。無意識のパターンを把握しておく。

    ・現状維持への固執を取り払う。アンラーンによってこれまでに気づいた大切なものが全て消えてしまうわけではない。

    ・「好き」と「慣れているから心地よい」の線引きができているか?

    ・慣れていることから一旦離れてみる。

    ・モチベーターの役割は、「どこで」「何をして」「どんな体験をして」「誰と会う」と自分のやる気が出るのかを知って、それを自分に提供してくれること。

    ・人は、自分のことがいちばんわからない。他者に自分を評価させることに、早めに慣れておきましょう。

    ・自分自身を定義している言葉は、時代と共に変えていかなければならない。例えば、陸上競技も、「目標を立てて努力して、失敗から学んでよりよく改善していく」という定義に更新することが出来る。元の定義にこだわりすぎないで少しずらす。

    ・転職を怖がる人には、「自分に何が出来るか分からないこと」を怖がっている人もいる。自分のコアを確立できていないのかもしれない。コアとクセを切り分けて考える。

    ・早すぎる適応は、状況が変わったときに返って阻害要因になってしまう。

    ・能力不足でなく、余計なクセが邪魔して、成果が出ないこともある。

    ・固定化した世界では、真に新しいものと出会うことは、実はできない。考え方が固定されていると、自分では新しいものに触れているつもりでも、実際には極めて狭い範囲の中でそれをおこなっている。

    ・頭の中に余白がないと、チャンス自体に気づけない。アンラーンは余白を作る作業でもある。余白があれば方向転換も可能。

    ・新しい職場では、まずは観察することも悪く無い。フィルターを通して見ていることに気付くべき。

    ・学びにはフローとストックがある。

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  • 【書評】億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド

    久し振りにしっかりとしたマインドセットを持とうと思える本に出会えた。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・お金をたくさん持つことと幸せになることは別の話。ただし、十分なお金を稼げたらお金の悩みから解放される。自分の人生を自分で決められるようになる。

    ・人が抱える不安は、お金・健康・人間関係に集約される。人間関係の不安を解消するには、複数のコミュニティに所属すること。今はそれが出来ていない。

    ・給与以外の収入はゼロはハイリスク。今の自分。

    ・毎年2%インフレすると100円は10年後には複利で122円となる。

    ・億を稼ぐ人の共通点:
     メールの返信が早い
     情報提供や人の紹介を惜しまない
     ToDoと時間軸の整理が明確
     チームの稼働率を100%に出来る
     判断事項は、考えなしに持ち帰らず、その場で結論を出す
     相手の立場が理解出来ている
     責任感とオーナーシップ

    ・プロジェクトを超えて会社全体が見えている。

    ・時間とエネルギーを奪うだけの人とは付き合わない。約束を守らない、嘘をつく。嘘はばれる。ゴシップ、愚痴や批判とは距離を置く。人付き合いの棚卸しをする。

    ・人脈を広げる準備:
     自分の引き出しを増やす
     相手を調べ尽くす
     相手に共感出来ているところを伝える
     自分が相手に与えられることを考える
     相手と一緒に出来ることに自分から誘う

    ・アジェンダから話が広がることが大事。

    ・信頼貯金を始めることはいつでも出来る。やるか、やらないか。

    ・満足度=期待値ー結果。期待値コントロールが大事。

    ・いい上司:
     部下や後輩に権限移譲ができること
     部下や後輩の出した成果をフェアに認めること
     部下や後輩の失敗に責任を取れること

    ・直属の上司が「いい上司」でなければ周りに「いい上司」がいないか探す。自分からアピールすることも大事。

    ・相談に乗ると大きなリターンになって返ってくる。

    ・バックオフィスとの付き合い方:
     最前線で何が起こっているか共有する
     サポートに対して本人と上司に対して感謝を伝える
     大事な会議や打ち泡げに招待する

    ・紹介してもらうときの流儀:
     事前準備
     相手のメリットにもなる提案
     お礼
    ・書き手の思惑と読み手である自分の解釈に齟齬がないかに留意する。違和感あればすぐに話す。書くときはその逆。

    ・Perception is everything.

    ・ポジティブな話はスピーディーにメールで、ネガティブな話は極力対面で。

    ・富裕層は聞き上手。相手の話を引き出すにはこちらからお土産となる話も。

    ・習慣化は人間が変わる第4の手段。

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  • 初エントリー

    数年振りにブログを再開します。

    異動で忙しくなり前回のブログは1年半と続けられず辞めてしまいましたが、今回は仕事が忙しくなっても自分の時間を確保して最低でも毎週更新します。

    このブログで書いてみたいテーマは以下の通りです。

    ・書評

    ・副業

    ・窓際流仕事術

    ・資産運用

    ・健康管理

    ・東京近辺の美味しいレストラン

    自分自身、40代という人生の折り返し地点にいる中で会社に寄りかかっているだけでは駄目だという思いも強まっています。この数年間で副業への敷居も大分下がりましたので、先ずは自分が好きな「書くこと」を通じたマネタイズを目指しブログの収益化に取り組みます。

    本業・副業は勿論、お金のこともしっかりとした計画が必要です。と言いながらも、健康で元気に楽しめる年代を楽しみ尽くしたいという気持ちも勿論あります。

    同時に、健康も本気で気をつけないといけない年頃でもあります。

    そうした思いを抱えながら窓際で過ごすJTC会社員の赤裸々な日々をお届け致します。

  • Hello world!

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