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  • 【書評】50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え

    投資仮説を持つことの重要性を改めて認識。著者の紹介する投資方法はなかなか真似できないが、これくらい力を入れて株式投資するのも良いかもしれない。自分も株式投資だけは結果を少しは出せてきた。

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    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用が中心ですが、一部に私の主観や感想が混ざった内容も含まれ得る点にはご留意下さればと思います。

    ・「ドリキャスを生産中止にしてソフトをソニーのプレステに提供すれば、絶対儲かる」という確信に近い思いがあった。

    ・自分がよく知っている会社や業界の株を狙ってみてもいいかもしれないね。

    ・「いずれゴールドの価格が上がっていくことは間違いない。だから、いまゴールドの鉱山の権利を保有する会社の株を買えば、研修医の2年間で上がるはずだ」と考えた。

    ・「仮に全額失ったとしても、医師として働けば、いずれ確実に取り戻せる」と思ったから、あまり躊躇はなかった。

    ・母さんと違うやり方でやったり、口を出そうとしたりすると、それをきっかけに夫婦げんかになることもあった。

    ・結局、FIRE後の自由過ぎる生活には、すぐに飽きてしまった。

    ・どちらかが明らかに間違っているのであれば、話し合い、理解し合う選択肢があったかもしれない。けれど、視点の違いからくる意見の違いは、どうにも交わることはなかった。

    ・統計データで「中期経営計画は80~90%くらいの確率で達成できない」と証明されている。

    ・資産バリュー株というのは、ひと言でいうと「PBR(株価純資産倍率)が低くて、財務内容が良く、保有資産の価値が高い株」のこと。

    ・「保有資産の価値が高い」というのは、つまり「めちゃくちゃ昔に安い値段で買った土地や株式が、何十年も保有しているうちに価額が跳ね上がっている」というイメージ。

    ・「PBR0.5倍以下」「自己資本比率60%以上」でスクリーニングをかける。収益性も加味したいのであれば「PER12倍以下」という条件を足すといい。そこから創業年が古い会社を中心に有価証券報告書をチェックして、資産の「取得時点の価額」と「現在の価値」の乖離を確認していく。

    ・不動産の取得価額は「設備の状況」に記載されていることが多い。

    ・資産バリュー株で赤字決算の場合、「ネットキャッシュがあと何年で枯渇するか」もチェックしておいたほうがいい。

    ・あまりに売掛金が増えていると、粉飾決算をしている可能性もある。

    ・決算短信の業績を見て違和感がなければ、次に「有価証券報告書」を見る。

    ・一番上に書かれているリスクは必ずチェックしておきたい。

    ・株を買うときは、「なんとなく」ではダメだ。「いまこの株はこういう状況にあって、今後こういう状況にあることが予想される。そうすれば株価は上がっていくはずなので書いだ」というシナリオを必ず言えるようになっておかなければならない。

    ・だからこそ、買ったあと「そのシナリオが崩れたら絶対に売り」なんだ。

    ・株価が急激に上がったときは「出来高」を見ることが重要だ。

    ・出来高が顕著に増えるタイミングは、株価の天井か底であることが多いからだ。

    ・収益バリュー株をひと言で言うと、「PERが低くて、業績が安定的に伸びている株」のこと。

    ・たいていのことはネットで情報収集できてしまうけれど、やはり”五感”を駆使して実体験してみることは重要だと思う。

    ・営業利益と経常利益の差は、普通はそこまで発生しない。経常利益の方が多い場合には、預貯金がだいぶ余っている状態。

    ・株価が下がってしまったとしても、「いまこの株を始めて知ったとして、買うかどうか」と考えたとき、胸を張って「買う」といえなければ売ってしまおう。

    ・シクリカルバリュー株とは「景気の変動によって株価が大きく動く株」。・・・”昔からある古い業界”ともいえる。

    ・ある業界で調べてみた上場企業がどれもイマイチだったときは、まず「業界ごと消えてなくなるか」を考えてみるといい。「さすがに業界ごとなくなることはないだろう」と思えるときは、むしろ絶好のチャンスだ。

    ・「机上の数字ではわからないこと」をいかにキャッチするかも大切なことになる。

    ・自分できちんと調べて「絶対にこれは上がる!」と思う銘柄に集中投資する方が、僕の経験からしても儲かりやすい。

    ・投資に向いていない人は「調べ物をしない」「なんでも後回しにしてしまう」という共通点がある。

    ・基本的に増資をする企業の株は買わない。

    ・「誰がどれくらいの株数を持っているか」も見ておいた方がいい。

    ・「90秒以上説明に時間がかかるようであれば、それはあなたが理解していないということだ」ともいう。

    ・自分の趣味や仕事に関連し、身近に感じるセクターを2つ程度に絞って、それぞれ10銘柄くらいピックアップ。そこから3銘柄まで絞ってみよう。

    ・適時開示情報を自動的に届けてくれるサービスに登録している。

    ・成功した投資家たちに共通しているのは、「絶対に他人のせいにしない」こと。

  • 【書評】住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本

    誰に何を聞くべきか誤ってはいけない。

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    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用が中心ですが、一部に私の主観や感想が混ざった内容も含まれ得る点にはご留意下さればと思います。

    ・わたしたちにとってのリアルは「毎月の返済額」なのです。

    ・営業マンにとって一番大事なのは、「お客がこの物件をどのくらい本気で買うつもりなのか?」、そして「お客が住宅ローン審査に通るのか?」なのです。

    ・わたしたちはなぜ、「・・・住宅ローンの金額は妥当か?」と聞くのでしょうか?「妥当であってほしい」と願っているから聞くのです。

    ・住宅ローン選びの根幹について、一番聞いてはいけない相手が営業マンなのです。

    ・営業マンから入手すべき有益な情報もあります。それは「定型ローンの有無や条件」です。

    ・「無理をしなければ、ほしい家が買えない」のであれば、今は家を買うべきタイミングではないということです。

    ・返済条件を緩和してもらうと、個人信用情報に記録として残ります。

    ・返済期間は長めに設定しておく。

    ・金利変動リスクは自分が追うか、銀行に追わせるか。

    ・金利はあとから交渉して下げることもできる。

    ・金融機関のグループを決めるということは、「自分は債権者のお眼鏡にかないそうか?」「債権者があらかじめ決めた融資の条件に自分が当てはまるか?」ということです。

    ・一般的な住宅の売買契約では住宅ローン特約を付けるのが普通。

    ・住宅ローンの申し込みから融資が実行されるまでの期間(約6週間)を逆算して、物件の引き渡し希望の年月日を交渉します。

    ・早い段階で1つに絞るのではなく、複数の金融機関、異なる金利タイプで本審査を通しておき、最後の最後に一番有利なものに決定するのがセオリーです。

    ・インターネット経由で簡単に事前審査ができるようになっている。

    ・ある程度はここで借りてもいいと思える金融機関に事前審査を出すようにしてください。

    ・融資の実行は住宅の引き渡しと同時でなければなりません。

    ・スマートフォンの割賦契約もローン。

    ・審査に必要な書類は・・・最初の1回が大変なだけ。

    ・売買契約にかかる費用、住宅ローンにかかる費用の主な内容は・・・、新築マンションで概ね物件価格の3~5%、それ以外で6~13%ほど。

    ・融資手数料型と保証料型の2つのタイプに分かれます。

    ・返金の取り扱いの違いだけで判断すると「保証料型」のほうがお得に見えますが、住宅ローンの適用金利は「融資手数料型」のほうが低金利に設定されている。

    ・金融機関のホームページを読むときは小さな字で書かれているところしか注意して読みません。

    ・無理なく完済できる住宅ローンの4つのルール

    ①毎月の返済は「手取り月収の4割以下でボーナス払いなし」

    ②返済額が一定になる「元利均等返済方式」

    ③シミュレーションの金利は「固定金利」

    ④定年時のローン残高は「1,000万円以下」

    ・民間融資の金利は「基準金利」と「引き下げ幅」によって表示されています。・・・「定価」と「値引き」の関係にあります。

    ・将来を予想できる期間の最大レンジは5年です。

    ・変動金利が上がるのは「日本銀行が政策金利を上げたとき」だけとは限りません。

    ・変動金利か固定金利かを選ぶ場合は、「その期間の金利変動リスクに対する保険料として安いか高いか?」という観点から考えるべきです。

    ・住宅ローンを借りる際には、支払利息を通して一律横並びで金融機関が保険金を受け取るための保険料相当の費用を負担しているということです。

    ・「賃貸」はリスクを老後に先送りする選択。・・・「持ち家」はリスクを現役時代に前倒しする選択。

    ・アラフォーにもなると、ほぼ会社内でのポジションが固まってくる時期です。

    ・40代から住宅ローンを考えている人は、こうした人生の中でも最も心理的にストレスのかかりやすい時期に家を買おうとしていることを自覚する必要があります。

    ・収入に格差のある共働き夫婦の場合は、そもそも共有名義で住宅ローンを組むべきではないのです。

    ・人生の答えは自分の中にあります。最終決断するにあたっては、外に理由を求めないことです。

    ・変動金利を選ぶ場合は、毎月の返済額にかなり余裕があり、金利上昇があったとしても返済を継続できる自信があれば元金等返済も悪くないですね。

    ・売り先行と買い先行、両方の選択肢があるという状態で住み替えに臨むのが一番得なのです。

    ・預金や有価証券、不動産などの所有資産も審査の上で加味される場合がありますが、担保として差し入れる以外はそれほど重要視されません。

    ・期限前間際を行うと個人信用情報に記録が残るのですが・・・。

  • 【書評】時をかける貯金ゼロおじさん 35年前に戻った僕が投資でゆっくり「億り人」になる話

    支出を今一度見直そう。自分が幸せを感じることを、思いつく限りリストアップしよう。その上位にはお金を使ってもいい。マイボトルも始めようかな。

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    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・これまで当たり前だった支出を「アリ的な視線」で見直すだけで、支出を無理なく抑えることができた。

    ・外食中心のときは・・・常に体がダルかった。しかし、自炊によって栄養バランスのとれた健康的な食生活に変わると、羽が生えたように体が軽くなったのだ。

    ・心身が健康になると、多少高いハードルでも、人間はやる気になってくるものなんだ。

    ・節約して、そのお金を投資に回すことが、楽しくてしようがない。

    ・節約の対象なる支出:

    ①だらだら支出(自分の幸福度を高めていない支出)

    ②ぼんやり支出(定期的に引き落とされる固定費)

    ・何かを買いたいとか、これをしたいとか思ったら、心の中でゆっくりと1から6までの数を数えてみよう。意外と「別にいいか」と思えるから。

    ・幸せを感じることを、思いつく限りリストアップしてみてほしい。

    ・不摂生を正すだけで、案外簡単に貯金ができる。心身も健康になれる。

    ・長期にわたって投資を続けるためには、「複数の収入源を持つこと」が大切だ。

    ・本当に楽しい毎日だったろうか。・・・刺激的なことをして無理やりごまかしていたのではないか。

    ・そろそろ潮時かもしれない。そんなふうに思い始めたのは、35歳を過ぎたころだった。・・・後輩にも出世の先を越されていて、正直居心地が悪い。

    ・お金があれば、人生の選択肢が増える。

    ・「投資する」という選択と行動をした、過去の君に感謝すべきだ。

    ・市場が拡大する分野のナンバーワン企業、もしくはニッチな分野で稼ぐオンリーワン企業を狙うこと。

    ・心配事の1割は起こる。

    ・「自分以外」を大切にするから、まわりまわって自分が幸せになれるのだ。

    ・人生の旅路において、どんなトラブルや機器が訪れたとしても、資産があれば、いつだって再スタートできるのだ。

    ・災害時に「お金」のあるなしによって、住む場所が限定されてしまう。

    ・満員電車に揺られて通勤するのは苦痛でしかなく、年齢的に体力の衰えを感じており、会社に行くのがつらくて仕方がなかった。

    ・何かが仕事になるための要素は、Will、Can、Needの3つに分けられる。

    ・FIREに向いてないよ。・・・毎日家でボーッとすることになって、絶対に後悔する。

    ・いくら資産があれば、・・・どれくらい資産を取り崩しながら生活しなければならないのか、そのあたりをまったく考えていなかった。

    ・分配金や配当金なら定期的に自動的に入ってくる。必ずやってくる暴落時も、資産を取り崩さなくてもいいから心がとてもラクなんだ。

    ・SNSなんかで承認欲求を満たして、なんの意味があるの?

    ・木rギリスのまま過ごしたら、あっという間に貯金ゼロに逆戻りだよ。

    ・急がず、慌てず、のんびりと、がんばりすぎず、背伸びせず、緊張せず、余裕を持って、ていねいに生きよう。

    ・複数の収入源があると、この仕事で稼がなければならないという悲壮感がなくなり、リラックスしてさまざまな仕事に取り組めるのだ。

    ・相手を信頼してギブする。

    ・自分が本当に楽しいと感じる、幸せだと感じる「生きがい」が必要だ。

    ・見返りばかりを求めず与える行為は、脳科学的にも幸福感が増すと言われている。

    ・初めにすることは、「価値のランク付け」です。・・・次に、「支出の洗い出し」をします。

    ・毎日のドリンクをマイボトルにしましょう。

    ・ジムはフル活用出来ないなら退会しましょう。

    ・その場限りの支出を我慢することは、ストレスがかかる割に効果は限定的です。

    ・体重計と大きめの鏡を買うことをおすすめしています。

    ・大切なのは、「自分の本音」に正直になること。

  • 【書評】2030年不動産の未来と最高の選び方・買い方を全部1冊にまとめてみた

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    最近の不動産市場をよく理解出来る本。湾岸エリアの格安物件は狙い目かも。住宅を買うことに関するマインドを切り替えることが大事。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・市場に厚みができない戸建住宅の購入者は、最初から負け組である。

    ・一番大切なのは「家は一生に一度の買い物」という誤った考えを捨て、人生で二度以上売買するという考え方だ。

    ・住宅の所有期間の目処は、10~15年としよう。

    ・液状化の被害が大きかった千葉県浦安市も「地震前の相場で買う人は誰もいない」といわれたものだが、震災後、金融緩和の効果もあって10年ほどで相場は元に戻った。

    ・住宅売買で絶対に押さえておきたい「9つの本質的なポイント」。

    ・マンション供給業者がリーマンショックで大量に淘汰され、「メジャーセブン」と呼ばれる大手7社が供給を狙っているからだ。

    ・市場には大手の深謀遠慮が働き、タワマン市場が大きく活性化する方向が目指されている。

    ・一生住むなら避けたほうがいいかもしれないが、最長15年程度で売ることを考えられば、利回りのいいのが「タワマン」だ。

    ・デフレ時代が終わり、人件費や材料費は今後も下がる見通しはないとすれば、「マンションの原価のかなりの部分をしめる建築費は、今後も下がる兆しがない」という見方も強い。

    ・人件費の上昇のなか、党内で再開発ラッシュが続いているためだ。

    ・建築費指数は21年以降、急ピッチで上昇中だ。

    ・24年4月から土曜出勤も普通だった建設産業で残業規制が実施され、人件費はさらに上がりそうだ。職人お引っ張りだこだ。

    ・過剰な建設業人口を抱えながら、止まらない再開発現場も迫る竣工時期に合わせるため、要因の奪い合いをしながら、建設現場はフル操業の状態が続く。この結果、職人の高齢化や職人不足を招き、残業が多い業種となった。

    ・人件費を下げる要素は、いまのところない。

    ・建築費が高騰すれば、建築費が安い時代に建てられた中古マンションは割安となって人気が出るので値が上がる。これは当たり前だ。

    ・経年劣化を除けば、人件費や部材も安い時代につくられ、新築よりしっかりした素材で高級に作られている場合もある。

    ・確実に帰る高価格帯の中古マンションが人気となる。

    ・新築購入を諦めた人の半数前後は、その地域で中古物件を探す。

    ・日本の災害リスクは非常に高く、35年ローンで半世紀も同じ家に住んでいたら、・・・、リスクをすべて引き受けることになる。

    ・本書で推奨するマンションの所有期間は、10~15年。大災害も「10年ひと昔」で忘れてしまうといわれるためだ。

    ・バブルと災害は何度も繰り返して、忘れないうちにやってくるが、打撃は元に戻る。

    ・住宅は、金融商品として捉えることが出発点だ。

    ・「住宅取得→売却→賃貸居住→住宅取得」という賃貸を挟んだ住宅取得戦略を「サンドイッチ売買」と名づけた。

    ・最近は、値上がりした所有物件を売って利益確定させ、同じマンション内の賃貸物件に引っ越す戦略もある。

    ・家賃は分譲価格ほど値上がり率は高くない。

    ・投資対象の商品として、タワマンがもてはやされている。短期に売却が可能な厚い市場に集まる傾向がある。文句を言う層は、ほとんどタワマンは買わないと見られており、業界関係者は気にしていない。

    ・住宅の売り時、買い時の正確な判断のためには、じつは日本銀行のバランスシートの中身のほか損益計算書と財務諸表を知っておいたほうがいい。

    ・近い未来にやってくるに違いない国際バブルの崩壊の前兆として起きる不動産の急な値上がりにも対処できる。

    ・「住宅ローンはインフレにうまく返させればいい」という発想を頭に叩き込もう。

    ・「近い将来、政府債務の膨張は日銀でも抑え切れない」とわかれば、財政懸念に基づく悪性インフレの到来は不可避になる。

    ・今回の「国債」「不動産」「株式」の3つのバブル間の「バブルのリレー(マネーの世渡り)」が、マンションんアドの相場を左右する。

    ・日本というマーケットの世界シェアが小さくなった。ちょっとしたオイルマネーなどが流れ込む動きで株価が大きく上がる状況になった。

    ・仕事を東京に求める若者が多い郊外や地方でバス便のエリアではもう、新築マンションはほとんど建たなくなるだろう。

    ・郊外のロードサイドの店舗も都心回帰を元、都心方向に立地を移している。

    ・郊外は駅徒歩圏の選択は必須だ。

    ・東京圏では、23区を除くと平均価格は4.7%増の5,411万円にとどまり、億ション時代を迎えた23区の半額以下だ。

    ・売り手市場がさらに鮮明になった。

    ・徒歩15分以上の物件は、もはやお呼びでないのだ。

    ・東京圏でのマンションの新築物件の供給が往時(2000年は9万5625戸)の3分の1に絞られているうえ、外国人が市場にどっと参入してきたためだ。

    ・東京都心は2002年を底値として、ファミリー用マンションは20年以上ほぼ一貫して値上がりしている。

    ・相場を牽引するのは、外貨換算価格の「安いニッポン」であり、円安でさらに日本の不動産を安く帰る外国人や外資の投資家だ。

    ・中国の富裕層は日本など海外の物件に資産を入れ替えようとしている。

    ・湾岸エリアでは、外国人の保有比率が2割を超えるマンションも少なくない。

    ・湾岸エリアの中古市場の暑さは日本一。

    ・いつどんな事情で売買が必要になるかわからない外国人は、物件の「換金性」や羽田空港や都心への近さにも気を配る。

    ・金利に大きく左右される事業用不動産瞳孔の変調を読んでの投資を抑えた結果ともいえる。

    ・新築が発売されるエリアで中古を狙え。」

    ・外国人のほうが眺望を重視する客が多く、海沿いの夜景の見える上層階を狙っている。

    ・中古マンションを好む理由は複数ある。そのひとつが割安な点だ。東アジアの主要都市と比較しても東京のマンションは魅力的だ。

    ・日本の不動産が値上がり指定もドルや外貨ベースに換算してみると、安く見える。

    ・マンション投資の規制が打ち出される可能性は極めて低い。政府も日銀も、景気を持たせるために株価対策や内需拡大も担う不動産市場には介入しないだろう。

    ・自治体の中で最も空き家が多いのが世田谷区である。

    ・30~40代が、真似をしてはいけない親世代の住宅間をなかなか修正できず、損失を出し続けていることも意味している。

    ・横浜は「訪日客通過都市」なのだ。

    ・「横浜は売りで、川崎が買い」「東京を選ぶなら世田谷は外す」。

    ・「豊洲」の名を外したマンションは、資産価値を上げるため、「豊洲」に名を冠した名前に帰れば、もっと中古価格が上がるはずだ。

    ・タワマン以外なら、湾岸でも「驚きの格安物件」が意外にも残っている。

    ・豊洲4丁目9の大規模物件は、富裕層や外国人の投資対象にはなっていない。

    ・これからは「職住近接」が当たり前で、オフィス街と住宅街の区別がなくなる地域ほど有望だ。「職住分離」は通勤時間という無駄を生む。

    ・今後5年間のオフィスの新規供給面積の5割が港区に集中する。

    ・枝川に新駅ができることから、豊洲周辺のバブルはさらに膨らみそうだ。

    ・「(海抜)ゼロメートル前後の物件は必ず5階以上を買う」といった最低限の資産防衛策は施すべきである。

    ・世田谷区に隣接する大田区は、これから「買い」である。

    ・品川からさらに南東方向にシフトするだろう。そこには羽田空港があるからだ。

    ・「羽田イノベーションシティ」の誕生で、大きく変わることが期待される。

    ・アクセス線はこのように「構想ラッシュ」なのだ。

    ・リニア・バブルに躍ると、大損失を被る可能性がある。

    ・岐阜羽島駅も期待通りの開発はされず、集積も進まなかった。

    ・郊外でも「駅直結」の物件だけはよく売れる。

    ・将来の日本の人口の半減を考えれば、東京通勤圏は縮小する。

    ・公示地価は時価が基準というのはウソで、実勢価格より遅れて値上がりや値下がりが反映される。また、公示価格は大都市で低めに出て、地方や過疎地で高めに出る。

    ・意外にも近年増えたのは独身が多い20代だけで、それ以外の世代は基本的にマイナスの転出超過となった。

    ・なぜ、築15年ものが人気なのか。住宅ローン減税の期間は10年程度で、マンションの場合、築15年程度でお金のかかる大規模修繕機を迎える。

    ・「終の棲家」としないのであれば、合理的に考えて「最善の物件」より「市場が評価する物件」を買った方がもうかるし、気持ちの良いものだ。

    ・金融機関の競争がへげ椎野は変動金利貸し付けの方。

    ・パワーカップルは、離婚に投じるパワーも並大抵ではないのだ。

    ・米国では中央銀行がうまく動いて「次のバブル」に軟着陸させていた。

    ・米国では社会的にも認知されたエスクローによって、米国の不動産取引の公正性や情報の公開を担保しているといえる。

    ・住宅売買の8割が中古の米国では、買い手が建物の不具合をみつける。そのため、インスペクションもしっかりしている。

    ・日本では、情報の非対称性、労働集約型の産業構造など、多くの非効率が温存されてきた。

    ・1年間で2倍以上に住宅ローン金利が上がれば、不動産価格は下がる。21年までうなぎ上りだった韓国不動産の相場がその年に下落した。

    ・若い人に人気が出始めた都市は「買い」で、親世代に人気があって人口が減っている都市は、高齢化が大きく進んでいる可能性があるので「売り」なのだ。

    ・給与と住居費のバランスを考えると、数ある地方都市にも勝ち目があるといえる。

    ・借金して貸家を建てれば、最大8割程度まで相続税の支払いを節税でき、金融資産で持つ場合よりずっと有利だ。

    ・国土交通省「マンションの建て替えか修繕かを判断するためのマニュアル」。

    ・マンションの物理的寿命は、コンクリートの耐用年数を指す。

    ・築40年以上のマンションの多くは、耐震性に不安を抱え、給排水設備もすでに寿命を迎えている可能性が高い。

    ・建替え後の延べ床面積を建替え前よりも大幅に増やせなければ、デベロッパーが建替え事業に参画することは難しくなる。

    ・風致地区の廃止やその緩和、再開発をしやすくする自治体の建築関係の蜂起や要綱もチェックしておこう。

    ・買うよりも大事なのは住宅の売りのタイミングだ。

    ・高齢化すると、2階に上がる階段が大きなリスクとなる。

    ・分譲住宅は「ちょっと狭い」くらいがベター。

    ・戸建の住宅ローンはできる限りテナントに払わせるべきだ。

  • 「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活〈新版〉

    戦後、日本人の食生活が変化した背景が丁寧に解説されている。今一度、自分自身の食生活も見直してみたい。

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    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・戦後日本人の食生活が急速に欧米化した裏にはアメリカの存在があった。

    ・アメリカは昭和二十年代、小麦、トウモロコシ、大豆等の農作物の過剰生産、在庫が深刻化し国家財政を圧迫していた。

    ・その膨大な余剰農産物のはけ口として標的にされたのが日本であった。

    ・日本政府は明治の時代からパン食を推進していたのだ。その最大の動機は、脚気の治療、予防であった。

    ・PL480タイトルⅡをめぐる日米交渉。

    ・恒常的な外貨不足に悩んでいた日本は、輸入食糧を米から、より安価な小麦へと転換すべく粉食を推奨していた。

    ・アメリカさん小麦は、製麺・歌詞用のセミ・ハード系であり、パン用のハード系の小麦は、品質・輸送コストで優位であったカナダにほぼ独占されていた。

    ・貧乏人は麦を食え。

    ・アメリカの国家戦略によってわれわれ日本人の食生活が変えさせられたというのは言い過ぎだろう。

    ・厚生省は伝統的な日本型食生活よりも欧米流栄養学に基づく食生活こそ望ましいと考え、「栄養改善運動」に熱心に取り組んだ。成功した裏には、アメリカの日本に対する周到な農産物売り込み構成があった。これを一般に「アメリカ小麦戦略」という。

    ・欧米流の栄養学が細田原活用され栄養学校で教育され、欧米流食生活が望ましいと繰り返し国民は啓蒙された。

    ・栄養改善運動に要した膨大な活動資金の多くはアメリカから出ているのである。

    ・学童のうちからアメリカ農産物の味に親しんでもらえば、その子供は長くアメリカの顧客になってくれる。

    ・キッチンカーは栄養改善運動のかなめとなった。

    ・日本の食品メーカーも競って洋食材料の宣伝の場としてこのキッチンカーを活用した。

    ・畜産農家の育成にもアメリカは力を入れた。

    ・当時の政府も栄養関係者も、このアメリカからの資金提供を歓迎した。

    ・脚気論争、主食論争の二つの論争はアメリカ小麦戦略と共に戦後の食生活のあり方や栄養学の成り立ちを考える時、どうしても知っておかなければならないことである。

    ・米不足が理由にならなくなると、パン食の栄養学的優位性が強調される指導が積極的に行われるようになった。

    ・魚介類を除くすべての食材は元を正せば供給元はアメリカで、その後押しがあればこその栄養改善運動であった。

    ・欧米型食生活が近代的で望ましいという食生活近代化論が主流となり、食の近代化を急ぎたい日本側の行こうとアメリカの戦略が見事に合致した共同作戦であった。

    ・ヨーロッパで生まれた栄養学はヨーロッパ人の体質にあったもの。

    ・牛乳が良くないというデータは意図的に隠されている。

  • リスクを極限まで抑えて儲ける「空き家・古家」不動産投資 地方は宝の山! 

    豊富な再生事例が参考になる。本業の役に立つ点も納得感がある。

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    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・不動産業は王様業。

    ・空き家・古屋投資で小さく経験を積んで大きく勝負する時のためのノウハウを蓄積する。

    ・ビジネス目線を養えて経営を学べる。視野も広がる。

    ・利回り10%はリスクが低いといえる。

    ・不動産業界は幅広く規模が大きいマーケット。多少投資家が増えたとしても、それほど大きな変化にはならない。しっかりと知識と経験を積んでいる人は一握り。

    ・身の丈以上の大きな借金での不動産投資は精神的な安心を生みません。

    ・不動産会計はBSが中心。

    ・古くからある業種なので外部人材が豊富。それぞれのパートでシステムや会社が確立されている。

    ・戸建はファミリー層が主流。騒音問題を気にせず安心して子育てができる。自由に使えるスペースが増える。

    ・戸建投資で「地方だから入居が決まりにくい」というエビデンスはない。

    ・地方では路線絵画で買える物件が多くある。

    ・不動産業界にはタイムラグがある。都市部のトレンドが地方に広がっていくのに時間がかかる。

    ・地方には、戸建を朕たちにする感覚がない。

    ・大手は戸建の工事など扱いたくない。小さな工務店と組むことで大きなチャンスが生まれる。

    ・インバウンドへの期待はギャンブル性が高い。民泊を始めるなら法律等を十分にベンキョする。

    ・今後の日本は外国人向け賃貸需要が増加するしかない。

    ・競合が少ない地方では楽に賃貸経営ができる。

    ・地方の物件には年にはない多様性がある。土地は幅広い活用方法がある。

    ・何もかかわりのない地域の物件で融資を得ることはやさしくはない。

    ・都市部は利回りが標準化されるが、建売りが少ないこともあり地方には個性的な物件が多くある。

    ・将来のセカンドハウスも視野に投資を始める。物件購入を通じて地域に魅力や楽しみが増える。

    ・新築が減り中古住宅が一般的になっていく。

    ・地方と都市のギャップ。

    ・地方の情報は限られている。大家会への参加や自分でコミュニティーを作るのもおすすめ。業者との関係づくりも大事。

    ・競合が少ない分だけ投資での収益性があがる。

    ・賃貸物件を数多く扱っている工務店と仲良くすることで物件情報が入る。

    ・地方に住んでいる人たちは地元の価値を感じにくい。借りる側の視点で見てはいない。

    ・再生はできてもリフォーム・工事費にお金がかかりすぎて利回りが出ない物件が多い。

    ・時間とてまをかけてたくさんの物件を見るしかない。

    ・自分の利益だけではなく地域のことも考えた空き家・古家再生であることを伝える。地元の小規模不動産業者を狙う。

    ・地元の管理会社や工事会社とも話をしておく。

    ・視野を広く持ち超低価格物件以外にも目を向ける。

    ・空き家・古家再生の成功の鍵は完成形をイメージし数字に落とし込めるかどうか。

    ・全古協では空き家・古家物件見学ツアー。

    ・加古川市など各都道府県のエリア候補が紹介されている。

    ・賃貸物件でもステージングを楽しむ。

    ・リフォームの時点で草や気を取り除く。人工芝を張り詰める。

    ・リフォームが収益化のポイント。目に見える費用(材料費や工事費、人件費)と見えない費用(調査やシミュレーション、将来的なメンテナンス、大家の心理的負担)。

    ・クオリティーばかり求めると住む人とのニーズとのずれが生じる。求める水準を判断する能力が必要。

    ・大家の仕事は、物件を探すこと、入居者をつけること、お金をつくること。

    ・空き家・古家に興味なさそうな業者はアウト。質問をして見極める。提案力があるか。数人の工務店がベスト。

    ・大家がリフォームするところとしないところを判断しないといけない。

    ・まずは家賃水準でのリフォームを考える。次に家賃を上げる目線で考える。

    ・DIYはやらない。

    ・現代の生活様式はLDK。

    ・カビ取りは乾いた状態で洗剤をかける。

    ・換気扇には強アルカリ洗剤を使う。

    ・万能洗剤は中途半端。水拭きでとれない汚れにはスクレイバー。

    ・脱衣所、洗面化粧台、トイレ、室内洗濯機置き場の4つは毎日使うのでお金をかける。

    ・駐車場は各地域で事情が違う。

    ・職人さんと仲良くなることはとても大切。

    ・近隣住民と仲良くなると情報を聞き出せる。

    ・四方良しを目指す。入居者、大家、工事業者、地域住民。

    ・空き家バンクは機能していない。

    ・建築確認日が1981年6月以降の新耐震基準。

    ・何もわからず現地に見に行っても非効率。答え合わせに行く。

    ・大家業を始めるなら学んでおきたい空き家・古家不動産知識。

    ・大家業は資本集約型。

    ・市場調査→ネットワーキング→物件選定→財務計画→プロとの協力→実行→管理と運営、という流れをPDCAのように回す。

  • マンガでわかる 不動産屋が絶対に教えてくれない「最高の家」の買い方 (扶桑社コミックス)

    分かりやすく解説してくれている。正解が無いので自分の答えを出すプロセスが大事。

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    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・持ち家か賃貸かどちらが正解かはすべてが終わってみないとわからない。

    ・どういう選択をすべきか?その答えは、すでに自分の中にある。

    ・立地、敷地面積、建材などすべてが家の価格に反映されている。

    ・買い手と営業マンの利害は一致しない。あくまでも取引相手。引っ掛かりを感じたら、一度立ち止まる。

    ・掘り出し物はない。すべて価格に反映されている。冷静になることが重要。

    ・持ち家と賃貸はBSでイメージする。

    ・今の自分は過去の決断の集大成。大切なのは「決断力」。

    ・チラシに書かれているローン返済額はオトリ。

    ・中古の初期費用は6~13%が目安。仲介手数料や印紙税、不動産取得税、司法書士報酬、登録免許税、土地家屋調査士報酬など。

    ・住宅ローンを組む際に必要な諸経費は、融資手数料、保証料、印紙税、司法書士報酬、登録免許税。銀行によって差がつくので、ホームページから情報を入手することがおすすめ。

    ・家の購入後にも維持費がかかる。固定資産税や火災保険、管理費、修繕積立金。

    ・住宅ローン4大ルール: 手取り月収の4割位階でボーナス払いなし、返済額が一定になる元利均等返済方式、シミュレーションは固定金利ベース、定年時のローン残高は10百万円以下。

    ・35年で420回の支払。

    ・現地調査につきる。SUUMOで調べて絞ってから現地調査。

    ・現地調査したその日に多くの情報を整理して、物件ごとに一覧できるようにすること、自分の価値観を整理して、優先順位を明確にしていくことの2点がポイント。

    ・物件条件の一覧表は理想の家にたどりつくための地図となる。家族の間でも優先順位をすり合わせる。

    ・資産価値が下がる土地はわかっている。立地適正化計画を確認すればわかること。居住誘導区域外のエリアは今後価値がさがっていく。不動産会社からの説明はない。安東は含まれている。

    ・モデルルームの錯覚。畳数表記、LDKを広いと錯覚する、家具は低く収納家具が少ない、オプション工事が必要、天井の形状(ギロチン天井など)。

    ・音で苦情の出にくい間取り。

    ・建物劣化と修繕と改良のタイミングを知る。

    ・2001年以降標準化したアウトフレーム工法。

    ・中古戸建は耐震・耐火が要注意。

    ・70m2のマンションでフルリノベするなら800万円が目安。

    ・リノベは予定より1~3割高くなる。

    ・注文住宅は坪単価の相場を忘れた方がいい。適切なアドバイスを出してくれる業者を選ぶ。

    ・信頼のパートナーは「アドバイス」「提案」で見極める。

    ・ハウスメーカー・工務店・設計事務所の特徴。

    ・悪質営業マンチェック項目。悪い営業マンにはどんどん質問しよう。

    ・端数の80万円は下げてもらえる。

    ・検索で出てくる住宅ローンはほとんどが広告。

    ・住宅ローンは民間融資・フラット35・公的融資に大別される。それぞれの特徴がある。

    ・変動金利の125%ルール。

    ・元金均等返済は支払総額が安いが、住宅ローン控除は不利。5年ルールや125%ルールが適用されない。

    ・火災保険と地震保険を理解する。地震保険の保険金額は建物で50百万円が限度額。地震保険には必ず入るべき。保険会社の利益がないので地震保険より安い保険はない。

    ・申請すればもらえる補助金。こどもエコすまい支援事業、定理融資制度、利子補給、補助金。耐震工事代金の一部を支援してもらえるものもある。キーワードを使って自分で調べる。

    ・購入日から6ヶ月以内に住まないと住宅ローン控除をうけられない。内法面積で50m2が必要。

    ・住宅ローン控除は新築で最大409.5万円、中古で210万円。

    ・新築住宅では省エネ基準適合が必要。

    ・住宅ローン控除の10年は繰上げ返済しない。

  • 多様性の科学

    334ページで一読には結構な時間を要した。「なんで多様性が必要か?」というテーマに対しての解がある。多様性を高めることの功罪は色々とあると思うが、本書で整理されている内容を意識して組織を運営することは大事と感じた。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

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    ・一筋縄ではいかない問題を解決しようとする際には、正しい考え方ばかりでなく「違う」考え方をする人々と協力し合うことが欠かせない。

    ・複雑な物事を考えるときは、一歩後ろに下がって、それまでとは違う新たな視点からものを見る必要がある。

    ・視点があるからこそ盲点がある。

    ・人は同じような考えの仲間に囲まれると安心する。

    ・2人以上の人が同じような答えを出すと、次の人には「そうなのかもしれない」という意識が働き、「右に倣え」とばかりに従い出す。流行や株価バブルの根っこには、こうしたバンドワゴン効果が見られる。

    ・互いを修正し合うことなく、特定の意見に同調して一方向に流れ出すと、それがひどい間違いであっても、自分たちの判断は正しいと信じ込むようになる。

    ・移民がイノベーションに大きな役割を果たしているのも、あえて新天地への移住を選んだように、リスクを冒すことを恐れず行動するからだ。

    ・問題の本質を見抜くには、当事者にとって当たり前になっている物事を第三者の視点で見つめ直さなければならない。新たな視点に立って取り組めば、チャンスや可能性が明確に見えてくる。

    ・寄り道は効率とは対極にあるが、同じくらい欠かせない。

    ・世界が広がるほど、人々の視野が狭まっていく。

    ・標準という枠の中での最善。

    ・標準化から個人化への転換。

    ・ギバーはチームワークが重要な場面で本領を発揮した。

    ・集団の中で人々が自由に意見を交換できるか。

  • 中古マンション これからの買い方・売り方 絶対に損したくない人のための最強バイブル

    具体的にノウハウが纏められていて手元に置いておきたい一冊。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

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    ・新築マンションの供給個数は23年で3分の1以下に減っている。

    ・人件費の上昇、建築工事費の高騰、工期の延長、世界から見た日本の不動産の割安感など、マンション価格に影響をおよぼす要素のデータに注目すると、下がる要素はあまり見当たらないと思われます。

    ・マンション建設現場ではさらなる人手不足が続いている状況が今後も改善される可能性は低く、これからも上がっていくことが予想されます。

    ・日本不動産研究所「第22回国際不動産価格賃料指数」によれば、東京は世界の主要都市と比べいかに割安であるかがわかります。

    ・「価格が上昇しているエリア」「横ばいのエリア」「価格が下がっているエリア」の三極化が激しくなっている。

    ・「いつでもお金に換えられるまたは貸せるという安心感」を持つことが大切です。「売る時の価格は住宅ローンの残債を上回るか?」「貸すとしたら次次の支払額を上回る賃料で貸せるか?」が重要なポイントです。

    ・安全価値。何よりも「命」、そして「資産」を守るために、災害などに際し、なるべく被害が最小でとどめられる安全な場所・建物である必要があります。

    ・「利用価値」がいきすぎると「資産価値」を削ってしまうことがあります。利用価値は、どうしても優先したくなりますが、不動産を「借りる」のではなく「購入する」場合には資産価値とのバランスが大切です。

    ・不動産は「住む」という視点だけではなく、「貸せる」「売れる」という視点を持つことが大切なのです。

    ・「売る」ことは考えていても「貸す」ことはまったく考えていない人は依然として多い。

    ・価格が下がりにくいマンションとは、「価格を押し上げる(または維持される)付加価値や希少価値などを持つ、競争優位性のあるマンション」のことを指します。わかりやすくいえば、売るときに多くの人が「購入したい」と思うマンションのことです。

    ・「駅力」とは、さまざまな角度から見た「駅の総合的な力」のことです。乗降客数や、駅そのものの機能などの基本的な力に加えて、駅ナカや駅ビル、駅周辺の各施設の充実度や生活利便性、駅前商店街の活気、人気度、文化度、人口増加率なども含みます。目的地へのアクセスのしやすさが駅力に関係します。

    ・立地適正化計画についての具体的取り組みをおこなっている都市も増え、街がどんどんコンパクト化していく以上、「立地」が今よりもっと重要になっていきます。資産価値を保つには「駅からの距離」という条件はとても大切なポイントです。「徒歩10分以内」でも結構遠く感じてしまわれがち。徒歩7分以内に位置するマンションは数そのものが限られているため、とくに価格維持に力を発揮します。たとえば駅直結のマンションなどは、希少性もあり、資産性はかなり保たれやすいといえるでしょう。

    ・今後を考えるとマンションの場合は10分以内を限度にした方がよいと思います。

    ・人口が増えているエリア、つねに若年層の流入があるエリアは、街の雰囲気が若々しく保たれやすく街力も維持されやすいことから資産価値も下がりにくいです。人口は自治体のウェブサイトや不動産情報ライブラリ、そのほかのサイトなどで調べてみましょう。

    ・注意点は「今のその眺望がこれからも見られるか」です。すでに建築確認申請が入っていないかなどを確認する必要があります。自分が依頼しているエージェントに確認してもらうのがいいですが、役所の建築審査課などで自分でも確認出来ます。

    ・「一人暮らし世帯」と「夫婦のみ世帯」の合計数が「ファミリー世帯」数の2.3倍以上になっていて、「一人暮らし世帯」のみでも「ファミリー世帯」数を超えています。

    ・これからの時代、本当に75m2や80m2以上の面積のマンションを買ってしまってよいのか?ベストな選択であるのかをしっかりと考える必要があります。

    ・子育てファミリー層が多いエリアで購入しようとしている場合、75m2や80m2以上の面積の物件が人気で、そのくらいの面積の物件でないと需要がない地域の場合はこの限りではなく、そのエリアに適した広さの住都を購入した方が資産性が保たれやすいこともあります。

    ・すべての居室が外に面していて、陽当たり、眺望がよいマンションは希少なことから、人気があり、資産価値が保たれやすくなります。

    ・タワーマンションの高層階などでは、南向きは陽当たりがよすぎてしまうことがあるので、逆に反射光が入る北向きでもよいことがあります。また、分譲時は南向きよりも北向きのほうが価格を抑えて販売されるケースが多いので、場合により北向きも資産性が保たれるケースがあります。

    ・人気のある公立小学校のあるエリアの資産性は保たれやすい。

    ・名のある大名などは安全で暮らしやすい場所に住む傾向がありました。「OO藩旧藩蹄跡」などがあるような地域は由緒ある住宅地であることが多く、現在においても上質な住宅地が形成されていることが多いので、価格が高いまま維持されているエリアが多いです。

    ・住む街のいわゆる町医者に日常で行ける各科の「かかりつけ医」があるとよいのはいうまでもないことです。くわえて、手術が必要など比較的専門性の高い医療や一般的な入院医療を対象とした医療機関、さらに、緊急入院など一刻をあらそう重篤な症状によって治療を受ける必要がある専門的医療を対象とする医療期間なども、これからの高齢回社会においてはとくに必要性が高まると思われます。ただし、病院に「近い」けれども「近すぎない」ということがポイントです。近いと、昼夜問わず救急車が通るので、逆に敬遠する人も少なくありません。

    ・買うものはマンションでも、「建物のみ」で判断するのではなく、その物件がある「駅を買う」「街を買う」という視点を持つと失敗は少なくなるはずです。

    ・「資産価値が落ちにくいマンション」を見抜くポイント。

    ・乗車時間が同じでも特急などでは当然距離が違いますので、終電時刻も違いますし、そもそも終電に近い電車になると途中駅までしか行かないパターンもあります。終電に乗り遅れた場合、自宅までのタクシーの値段も違いますし、災害時などに限らず何らかの原因で電車が動かない場合、徒歩での帰宅が可能な距離かどうかは大きな問題です。

    ・都心のブランドエリアは別として、一般の人々が購入するマンションでは、90m2や100m2など、広い占有面積の物件は、ターゲットが少なくなることに加え、売却総額や賃料総額が高くなることから売りにくく、貸しにくくなります。

    ・コンパクトなまちづくりを促進するため「立地適正化計画制度」が創設されました。これからは駅亜kら遠い郊外部など、中心部に比べて少ない世帯が住む(人口密度の低い)地区を立地適正化計画区域に指定し、住宅や学校、役所などの公共施設、医療施設、商業施設などを街の中心部である「居住誘導区域」に集約しよう等い計画です。

    ・購入を検討している物件が「居住誘導区域外」になっていないかを必ず、国土交通省や各自治体のウェブサイトで確認することをおすすめします。「立地適正化計画作成の取り組み状況」で検索すると出てきます。

    ・空室が多く賃貸需要が少ないと思われる街にあるマンションは資産価値を保つことは難しいです。とくに保育所や学校などの施設が少ないと子供のいる世代から敬遠されてしまいますので、若い住民が入って来ず街そのものが老朽化していってしまいます。

    ・「2階以上」の条件を指定する人は多いが、1階で検討してよい物件もあります。例としては、

     表示が1階となっていても実際は中2階の高さがある

     バルコニーやテラスが道路と反対側で通行人の目に触れることがなくプライバシーが確保される

     プライバシーが確保された庭がある(敷地内上階からもあまり丸見えにならない)

    などの場合です。

    ・高速道路や鉄道の線路に面している住戸には、車両や電車の走行などに伴い騒音や振動、排ガスや鉄粉などによる空気の汚れなどの問題があります。

    ・たとえば総戸数が30戸未満などで小規模な場合、管理や修繕における1住戸あたりの負担が大きく、管理費・修繕積立金が高くなりがちです。戸数が少なければ管理組合も当然に人数が少ないですので、組合内での人間関係がうまくいかなかったりした場合、それでも順番的に一緒に理事になってしまったり、日常でもなんだか居心地が悪いような気がして売却を考える状況に陥ることもあります。

    ・都心から離れた郊外の「価格が手頃な大規模ファミリーマンション」の場合、新築時に購入した層が多く、住民が同じような年代になりがちです。数十年後、同じように子育てが終わり、子どもが独立し、同じように親世代も高齢課してマンション全体に若い住民が少なくなる可能性もあります。

    ・自主管理でもきちんと運営されているマンションももちろんたくさんあります。一方で、問題を抱えやすいものであることは否めないのではと思わせることもまた多く起こります。

    ・民泊禁止が定められているかも、早い時点で確認すべき事項になっています。

    ・バルコニーの前が空き地だけでなく、駐車場や古い戸建、アパート、社員寮などの場合も注意が必要です。

    ・売主に価格が低い理由を聞いても回答が容量をえなかったり、目を合わせないケースなど、取引のなかでなんとなく不安な面がある場合は、売主や仲介会社からの説明だけではなく、契約前に自分で管理会社の担当者に電話をかけて直接聞いたり、現地の管理人や住民に聞いてみたり、面倒がらずに確認しておいて損はないと思います。

    ・変形した間取りは、家具の配置などもしづらく、買主、借主の幅を狭めます。

    ・「資産価値の下がる可能性のあるマンション」を見抜くポイント。

    ・「購入の目的」を明確にしておくと失敗しづらい。物件をいろいろみながら現実を学んだら、自分の希望や気持ちを整理しましょう。家族とも意見をすり合わせ、希望条件・判断基準を一致させておきましょう。

    ・よい物件が出てきた時に短い時間で判断しすぐに行動できるように「購入のものさし(判断基準)」をつくって、リスト化しておきます。

    ・まず基本となるのは、予算、エリア、間取り、占有面積、駅徒歩分数、築年数などです。

    ・購入希望エリアは必ず最初に決めるようにしましょう。建物はあと。

    ・休日などに散歩がてら候補の町へ実際に行ってみることをおすすめします。

    ・ポータルサイトの占有面積はほとんどが「壁芯面積」です。柱や壁の厚みの中心線から測られた床面積を指します。

    ・内法面積(公簿面積)とは「壁で囲まれた内側だけの建物の床面積」。住宅ローン控除に必要な要件の「50m2以上」は内法面積。

    ・まずおおむね2001年から後に完成した物件のなかから探すとよい。

    ・①前年に品確法が施行された。「瑕疵担保期間の10年義務化」および「住宅性能表示制度」という2つの大きな流れができた。②消費者契約法が施行された。③比較的好立地に建っていることが多い。

    ・築26年を超えると下がり方は緩やかになっていきます。

    ・信頼できる不動産仲介会社の担当者を見つけ、一緒に物件探しをしていく。実需の売買仲介をメインにしている会社である必要がある。

    ・話してみて感じがよくないと思う担当者や身だしなみ・人相が悪い担当者はやめておいたほうがよいでしょう。最低でも宅地建物取引士の資格を持っている人にした方がいい。

    ・不動産会社とやりとりする際には、「買えるお客様として認識してもらう」ことを意識する。

    ・売主側の媒介を受任した仲介会社は、法律で義務付けられているレインズへの掲載までの間に自ら直接の飼い主を探して、両手取引を行うようにすることが多いです。レインズよりスーモのほうが先に情報が出るという現象がある。

    ・「所有権でないもの」、「オーナーチェンジ」、「ドライエリアのある物件」は相場よりも安くなっていることが多い。資産価値の下落にも影響する部分なので避けた方が無難。

    ・定期借地権付きマンションを中古で購入する場合には、計画をよく立てる。

    ・現地で感じの良さそうな住民の人と会った場合は、大丈夫なら話を聞いてみる。

    ・内見前に現地で外から確認する。

    ・内見ではリフォームでは改善出来ない部分をチェックする。眺望、陽当たり、風通しをよく確認する。

    ・窓を開けた状態と閉めた状態での、外部からの音の入り方の違いを確認する。電気がついていない状態での自然光の明るさも確認する。

    ・共用部分は、掲示板、メールボックス、ゴミ置き場をチェックする。

    ・「価格交渉を優先するのか、それとも物件を確実に小運輸酢売ることを優先するのか」を明確にした方がよい。

    ・価格交渉できるかどうかの判断ポイント。

    ・中古マンションを購入するときには、購入時に物件代金の他に「諸費用」が物件価格の6~9%ほどかかる。

    ・売主が個人なら物件価格に消費税はかからない。

    ・手付金は売買価格の5%~10%程度が適切と思われ、高すぎても低すぎてもよくない。契約金を安定させる意味がある。

    ・住宅ローンは一度契約すると長くは出来ない。ボーナス併用払いは避ける。

    ・住宅費に使えるのは月いくらまでか、で決める。

    ・適用金利とは基準金利から優遇幅を引いたもの。

    ・賃料相場は大きく変動することはあまりなく予測しやすい。

    ・重要事項調査報告書とは、管理会社が有料で発行する書類。

    ・地震が居住しない場合には住宅ローン減税を受けることは出来なくなる。

    ・人件費上昇等で修繕積立金が不足しているケースが出てきている。

    ・1981年6月以降に建築確認を受けたのが新耐震。

    ・東京都なら地震に関する地域危険度測定調査がある。

    ・各自治体が予測している液状化マップを確認する。

    ・土地履歴マップや今昔マップを調べる。

    ・絶対的な高さと相対的な高さを調べる。

    ・国土交通省がハザードマップポータルサイトを公開している。

    ・水害記録を確認する。

    ・治安を確認するには自分の足で昼と夜に歩いてみる。買い物や飲食店に行くのも良い。

    ・買主としても売主側の考えを理解しておく。

    ・売却価格はまず自分で把握することが大事。成約事例や販売事例を調べる。

    ・いきなり複数の不動産会社へコンタクトしない。

    ・マンションは坪単価で比較する。

    ・国土交通省のネガティブ情報等検索サイトで業者名を検索する。

    ・買取業者との直接取引は避ける。

  • マンションは10年で買い替えなさい 人口減少時代の新・住宅すごろく (朝日新書)

    10年前に読みたかったなぁ。40代から住宅すごろくへの参戦、やってみようかな。

    印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

    ・どの物件を選んだかで「マンション格差」は生まれる。

    ・「住まいサーフィン」ではマンションの部屋番号を指定すると、今の売却想定価格を市場取引実績から計算出来るようになっている。

    ・住宅すごろくでは誰もが上りまで行き着けない。

    ・自宅マンション投資は実はかなり儲かる。空室リスクにさらされることもない。自宅だから投資用不動産より有利。

    ・自宅投資は失敗が許されない。

    ・住み心地がよく、資産性もあるのが、「いいマンション」の定義となる。立地が重要。

    ・賃料は都心へのアクセスが最も強いファクターとして影響する。

    ・多摩川と川崎では地下が大きく違うが、賃料は地下ほどの差がつかない。

    ・分譲マンションは70m2の3LDKが多く画一的な商品だから売りやすい。大規模マンションは上場株みたいなもの。戸建の価値を算定することは難しい。

    ・こだわりのデザインで使用価値が上がっても資産価値は上がらない。

    ・自分の力で変えられないことが多い。「パーク」とつくマンションが多いのは、隣が公園ならば眺望のリスクが低いから。駐車場や空き地が目の前にあることはリスク。

    ・マンションが傾くことはまずない。

    ・液状化のリスクは必ずチェックする。

    ・統計上の余っている住戸にはデッドストックを多く含んでいる。空き家の実態を調べるべき。

    ・新耐震以降の建物しか投資対象になっていない。

    ・50年後の資産価値はゼロと考えた方が良い。猫の額ほどの土地に価値は無い。

    ・大規模修繕は必ずひと騒動となる。

    ・基本戦略は10年で住み替えること。

    ・人生の大きなイベントで引っ越しをしている。

    ・わらしべ長者も物々交換するから長者になることが出来る。売却しないと利益として実現しない。

    ・住宅取得控除の期間は10年で切れる。

    ・固定資産税の新築住宅の減額には5~7年の期限がある。

    ・共用施設は使われなくなる。大規模修繕を回避する。生きている間に耐用年数がこないようにする。

    ・瑕疵担保責任は10年で切れる。

    ・賃貸と持家の比較では前提条件が揃っているかをチェックする。

    ・新築価格が行き過ぎている場合、新築を買ったら損をする。

    ・不動産は「安物買いの銭失い」となりやすい。

    ・地域志向よりライフスタイルを重視すると、居住地の自由度はグッと高まる。

    ・まずは自分の立地に対する優先順位を明確にすることが肝心になる。

    ・大規模物件は共用部が好印象を与える。

    ・小規模物件は安くなりやすく、維持費が高く、売主の信用不安がある。

    ・そのエリアで1番の物件。1番とは大きな違いがある。

    ・中古は現物で内覧するから、眺望の良さで新築時価格よりも高くなる。

    ・中古市場ではストック全体と競って価格が決定される。

    ・マンションを売るときは実需要として空室にして売る。

    ・新築より2割下がるといううこともない。

    ・どこも10年後に坪単価が40万円下がるなら、単価の高い都市部が有利。

    ・市場価格を正確に知るには中古マンションの価格に敏感になる。

    ・中古価格は5~10%値切って買う人が多い。不動産屋も心得ている。

    ・50m2以上でセカンドハウス投資も有り。

    ・新築物件の供給が無いことは中古物件の相場にプラスに働く。

    ・両手仲介の罠に気を付ける。大手に売却を頼むと安くなる。

    ・経験と勘を定量化すると確率論に変わる。

    ・評価基準が変わると選手のプレイが変わる。

    ・情報は流布すると差別化が難しくなる。

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