【書評】人生が逆転する不動産投資入門

外見のインパクトが強すぎるけど、書いてある内容は至って真面目で参考になる。すごい気になる方。

不動産投資をやりたいがなかなか出来ていない。良い物件は出ても直ぐに蒸発すると言われる昨今で自分に出来るのだろうか。一方で、ポジションをセットしないリスクもある。悩んでいたら動けずに数年が経ってしまった。

印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。

・儲け話が向こうからノコノコ歩いてくることは、100%ない。

・不動産投資はやることも覚えることも多いので参入障壁は意外と高いが、いざ物件を購入して運用が軌道に乗れば、サラリーマンの本業と同様の稼ぎを得るのに10分の1や20分の1の労力で済む。タイパが良い。

・決して不労所得ではない。投資というよりも、事業として捉えた方が実態に近い。それでもタイパが良い。

・不動産投資によって過去に終止符を打ち、逆転の人生を歩むことが出来る。

・不動産投資で失敗する人は現場を見に行っていない。

・サブリースがついた物件は売りにくい。

・新築ワンルームに手を出す不動産関係者はほとんどいない。エリアが極めて良いケースくらいしか成功しない。

・小さな手抜き工事は数えきれないくらいあるだろう。

・新築マンション・アパートを建てるために頭金を入れたのに、建築会社が倒産して頓挫することも起こり得る。

・50年以上前からサラリーマンはだまされている。原野商法の二次被害。

・大手企業の会社員という属性は不動産投資では最強。

・不動産投資で失敗するのは東京や大阪に住んでいるエリートサラリーマンが多い。地方では、エリートサラリーマン自体が少ないので、不動産業者に騙される人も少ない。

・職場というクローズドな環境が判断を誤らせる原因となる。

・営業マンは1秒でも早く買ってもらいたい。見せない、相談させない、考えさせない。

・自分が手がける領域を自分の中で熟成させるのが先決。とくに投資は自分の中で熟成させる前に手を出してはいけません。情報を収集し、学び、知識を蓄えて、少し寝かせて再び考え、新たな情報を収集する。自分が熟成させた領域なら、営業マンの魂胆も見透かすことが出来る。情報の見定めと見極めが利くようになる。そこまで到達する医師と熱量が自分にあるのか。

・物件を市況より安く買うことに尽きる。

・不動産投資ポータルサイトで勝ち確物件を見つけて買うことは絶望的。市況チェックには使えるが過度な期待は禁物。

・50代になると融資を受けにくくなる可能性が高い。

・毎月のCFを黒字化したいなら融資期間を長くしたら良い。

・CFよりも資産性を重視する。残債がどれくらいの速度で減っていくかをみる。

・1億円以上の資産があるなら都会の物件で勝負出来る。

・あなたは逆転したいのですよね?それなら、地方です。東京はお金持ちに任せておきましょう。

・東京では「僕だけ」の物件情報は来ない。ところが地方は来ます。不動産投資で成功するためには、ポータルサイトに掲載される前の情報を掴むのは当たり前。

・エリアはある程度見定めしないといけません。それでも地方の方が利回りが高いので、加速度的に資産を形成していきやすい。短期間で加速度的に資産を形成したいなら地方。

・同じ県内でも二番手、三番手の都市が狙い目。

・自分が勝てる土俵で勝負するのは勝負師の鉄則。

・大事なことは誰が?どれくらいの熱意と戦略と行動力でコミットするかです。ここで重要なのがオーナーの熱意なのです。

・土地勘がないと手を出しにくいかもしれません。それなら、自宅の近郊エリアを検討してみましょう。

・23区在住なら多摩エリアや埼玉、神奈川といった近郊のベッドタウン。

・「借りて住みたい街」の隣街を狙う。

・自宅の近郊なら週末に物件を見に行ける。

・中古1棟物を狙う。利回り7%くらいなら買わない。

・サラリーマン投資家に流れてくる情報は最下流のもの。

・まずアプローチするべきは銀行。自分に対してどれだけ融資してくれるか、どこの地域の物件なら融資してくれるか、をリサーチするのが先。

・銀行を5~10行調べたら、おおよその自分の立ち居位置(融資範囲)を掴める。まずは客観の見解から自分を分析し、周りから見た時の自分の属性、その時のあなたに相応しい購入金額、購入エリア、条件を導き出す。

・メガバンクは相手にしてくれない。地銀、信金、ノンバンクから探すことになる。

・銀行探しは不動産会社任せにせず自分でやる。銀行に電話でアプローチする。勤務先や年収、預貯金、住宅ローンの有無、投資経験などを説明して、どのエリアでどれくらい借りられるかを探っていく。場合によっては直接出向く。この銀行探しをほとんどのサラリーマン投資家がやらない。いきなり物件ばかり探すから買えない。不動産会社にも見透かされているから、良い物件を紹介して貰えない。

・自分が希望する物件を営業マンに見つけてきてもらう。これならポジションを取れている。

・地銀が良心的な行員ばかりではない。信金にこそ頼れるエキスパートがいる。銀行の看板よりも信頼出来る銀行員を見つける。

・水面化の情報を得るには自分から不動産会社にアプローチするしかない。

・不動産会社に行ってみないとわからない。

・収益物件専門の不動産会社に限らない。財閥系から駅前でおじいさんが一人でやってる不動産屋までリストアップしてアプローチする。

・不動産会社にアプローチするなら「1棟アパートで予算5,000万円くらい」とイメージを明確にする。

・不動産会社が得意とする領域は気にする必要がない。駅前にある仲介を中心にした不動産屋さんが良い情報を握っていることもある。駅前の不動産屋はオーナーと繋がっている。オーナーの相談を受けやすい。

・免許番号は気にしなくて良い。お金で番号を買うこともできる。

・時間の融通が利く人が有利。不動産会社もフットワークの軽い人が好き。不動産は早い者勝ち。

・ああだこうだと愚図る人には物件情報がこなくなる。

・業界用語は理解しておく。

・とにかく全員疑え。

・「思い込み」「慢心」「情報の偏り」の3つが人の足元を救う。

・不動産業界にはうそつき営業マンがたくさんいる。ろくでもない人をいい人に育て上げる。自分の理念やビジョン、信念をまっすぐに相手に伝える。少しずつ味方になってくれるはず。いい営業マンを探すのではなく、自分に関わることでいい営業マンになってもらう。

・一般投資家は競売物件に手を出さない。

・アパートローンと不動産担保ローン、プロパーローン。

・自分の思ったことではない選択肢の方が正解に近い。第三者的な意見・見解を参考にする。

・地方なら利回り10%以上が目安。

・不動産投資は一発勝負。

・土地が狭いと、相場の坪単価よりも評価が下がる傾向がある。だから一概に駅近がいいとは言い切れない。

・1棟物でも断然中古。5,000万円以下の地方中古アパートなら手を出しやすい。ファミリータイプの1LDK以上。

・物件は雨の日に見にいけ。内覧にはプロの信頼出来る営業マンと一緒に行く。

・内覧時のチェックポイント有り。

・物件を決めたら銀行に行って、情報を全て伝え稟議を進めてもらう。

・建築図書や図面が残っていないなら建築概要書を入手する。

・媒介契約書や賃貸契約書もチェックする。滞納者がいないかも確認する。融資特約を忘れない。

・手付金は払っておいた方が良い。領収証は必ず貰う。現金ではもっていかない。

・管理会社もいくつか回ってみる。

・決済は、司法書士立会の下、銀行で行うのが一般的。

・地方の物件はクオリティがピンキリ。

・火災保険は必ず入る。風災や水災、地震もかならずカバーする。

・2~3年徹底的に実地で学べば相当なレベルに達する。

・ファミリーはそんなに引っ越ししない。

・自分が物件を買う街をこよなく愛する。そこに住む人たちに喜んでもらえる不動産経営を目指す。

・不労所得は虫が良すぎる。

・100冊の本を読むよりも実地経験を積むのが最短距離。

・目をつけたエリアについて深く知り、土地勘を養う。

・逆張りでなく逆転の発想を。

・本業で結果を出した、その先に不動産投資がある。

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