アンラーンの重要性に気付けた。普段、もやもやと感じていたことがよく言語化、整理されている。
印象に残った点や意識しておきたいと感じた点を以下の通り纏めます。引用と主観が混ざっている個人の感想である点にはご留意下さればと思います。
・アンラーンはインプット以上に大事。学びの否定ではなく、これまでを振り返り、さらなる学びや成長につながる形に整理し直すプロセス。
・これまでに身につけた思考のクセを取り除く。環境に適応してパターン化した思考のこと。
・経験、特に成功体験を引き摺らない。
・それなりに成功体験を持ってからアンラーンが必要となる。
・ルーチンや習慣を全て書き出す。「いつも」「これまでは」「通常は」の思考に囚われていないかをチェックする。
・改めて理由を突っ込まれた時に納得のいく説明はできませんか?
・「なぜそれでいいのか?」をチェックする。
・パターンが出来るから楽ちんで効率的という面はある。
・定期的に枠を外すことがアンラーン。それにより、今の自分にとって本当に大切なことが見える。
・隙間を作れると、視界が少しずつ広がって、新しいものにも適応出来る。日々のアンラーンで風通しをよくする。
・個人の人生には何度も変化があり、切り替えるべきタイミングがある。
・今の会社に入った目的はどこにあるか?車内調整が目的ではないだろう。
・話す相手を変えることで、自分のクセや思い込みに気づくことが出来る。
・自分とは違う思考や価値観があることを受け止められるように努める姿勢が重要。自分が見ている自分よりも他人が見ている自分の方が正しいかもしれない。
・情報量に制限をかけて伝えることで(実演でなくて言葉で伝える)、その動作の本質や目的が明確になり、知らぬ間に加わっていた余計なクセが見える。
・副業は最も簡単にアンラーンする手段。
・「慣れたい」という思いをあまりに強く抱くことは危険と背中合わせ。
・人の話をちゃんと聞く。年を取ると人の話を聞かなくなる。
・過去の経験を無理やり活かそうとしても上手くいかない。
・パターンで意思決定されていることが多い。無意識のパターンを把握しておく。
・現状維持への固執を取り払う。アンラーンによってこれまでに気づいた大切なものが全て消えてしまうわけではない。
・「好き」と「慣れているから心地よい」の線引きができているか?
・慣れていることから一旦離れてみる。
・モチベーターの役割は、「どこで」「何をして」「どんな体験をして」「誰と会う」と自分のやる気が出るのかを知って、それを自分に提供してくれること。
・人は、自分のことがいちばんわからない。他者に自分を評価させることに、早めに慣れておきましょう。
・自分自身を定義している言葉は、時代と共に変えていかなければならない。例えば、陸上競技も、「目標を立てて努力して、失敗から学んでよりよく改善していく」という定義に更新することが出来る。元の定義にこだわりすぎないで少しずらす。
・転職を怖がる人には、「自分に何が出来るか分からないこと」を怖がっている人もいる。自分のコアを確立できていないのかもしれない。コアとクセを切り分けて考える。
・早すぎる適応は、状況が変わったときに返って阻害要因になってしまう。
・能力不足でなく、余計なクセが邪魔して、成果が出ないこともある。
・固定化した世界では、真に新しいものと出会うことは、実はできない。考え方が固定されていると、自分では新しいものに触れているつもりでも、実際には極めて狭い範囲の中でそれをおこなっている。
・頭の中に余白がないと、チャンス自体に気づけない。アンラーンは余白を作る作業でもある。余白があれば方向転換も可能。
・新しい職場では、まずは観察することも悪く無い。フィルターを通して見ていることに気付くべき。
・学びにはフローとストックがある。
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